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スイス出身のブエミ、チューリッヒでのFE開催に歓喜「まだ開催を信じられないでいる」

2017年09月22日 15:52  AUTOSPORT web

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スイス・チューリッヒでのフォーミュラE開催を喜ぶスイス出身のセバスチャン・ブエミ
FIAフォーミュラE選手権の2017/2018シーズンカレンダーが更新され、新たにスイス・チューリッヒでのレース開催が決定した。長年レース開催が禁じられてきた地元スイスでのフォーミュラE開催にセバスチャン・ブエミは喜びのコメントをしている。

 6月19日に17/18シーズンの暫定カレンダーが発表されたフォーミュラE。初開催地としてサンティアゴ、サンパウロ、ローマが発表されていたが、新たに6月10日にスイス・チューリッヒでの開催が決定した。

 スイスでは1955年から法律でサーキットレースの開催が禁じられていたが、2015年の法改正によって電気自動車のレース開催が解禁。1954年ブレーメンのサーキットで行われたレース以来、60年以上ぶりのレース開催を迎えることとなった。

 フォーミュラEにルノー・e.ダムスから参戦し、シーズン2ではチャンピオンを獲得しているブエミは、地元スイスでのレース開催に感激している。

「スイスでのレース開催は夢の実現だよ。このニュースに喜んでいるとともに、まだそれを信じられないでいるんだ。ほんの数年前までは、法律のせいでレース開催は不可能だと思っていけど、フォーミュラEのおかげで僕の母国にレースを戻すことができた」

「チューリッヒはスイス最大の都市で、驚異的なイベントになるだろうね。コースは素晴らしい景観でレースをするのが待ちきれなくなると聞いているよ。過去数年間は、ルノーと共に出るパリでのレースがホームレースだったけど、フランスに加えて来年のホームレースが楽しみだね」とコメントしている。