インターナショナル・モータースポーツ・アソシエイション(IMSA)は9月20日、2019年からミシュランが“オフィシャルタイヤ・オブ・IMSA”として、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップと、ふたつのチャレンジシリーズのタイヤを供給すると発表した。
今回ミシュランとIMSAの間では複数年契約が結ばれ、現在もタイヤを供給しているGTLMクラスでの活動はそのままに、すべてのプロトタイプクラス(P)、GTデイトナ(GTD)にタイヤが供給される。現在IMSAはPとGTDはコンチネンタルがタイヤを供給しているが、これに代わってミシュランがサプライヤーとなる。なお、GTLMクラスでは引き続きタイヤはマルチメイクのままだ。
2019年から“ミシュラン・スポーツカー・チャレンジ”と名付けられるチャレンジシリーズでは、GT4車両によるグランドスポーツクラス(GS)と、TCRツーリングカーのクラスが設けられる。また、LMP3を使用したマツダ・IMSAプロトタイプチャレンジもミシュランを使用する。
「世界でも最も有名なプレミアムブランドであるミシュランとのパートナーシップの拡大を非常に喜んでいる。ミシュランとIMSAは長期に渡る良好な関係を築いており、この契約を誇りに思っている」と語るのは、IMSAのスコット・アタートン会長。
「また、2010年からパートナーシップを結んでいたコンチネンタルにも、その存在がレースのプラットフォームを成長させてくれたことに感謝したい。彼らは優れたパートナーで、シリーズの地位をさらに高めてくれた。コンチネンタルの友人たちに心から感謝している」