MotoGP第14戦アラゴンGPの開幕前に、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾが意気込みを語った。
■アンドレア・ドビジオーゾ(MotoGPクラスランキング2位)
前戦サンマリノGPで3位表彰台を獲得したが、優勝したマルケスに同ポイントに並ばれ、ランキング2位となったアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。
アラゴンではヤマハに乗っていた2012年に3位表彰台を獲得した経験を持つ。ドゥカティ移籍後はやや苦戦気味で、昨年は予選4番手から決勝11位。マルケスが得意とするアラゴンをどう戦うか、チャンピオンシップにとって重要な一戦となる。
「アラゴンは本当にすばらしいコースだけど、2週間前のホームグランプリで初めて表彰台を獲得したミサノとは全く違うコースだ。今、僕たちは全てのコースで戦闘力がある。チームと僕は残り5戦に向けて奮闘している。今週末にもう一度表彰台獲得を目指そう」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング9位)
前戦サンマリノGPではウエット路面の中、序盤、トップを走ったホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。残念ながらその後、転倒を喫し、今シーズン2度目のリタイアとなり、ランキング9位に後退してしまった。
アラゴンはロレンソにとってホームレース、開催初年度の2010年を除いて、2011年から2016年まで毎年、表彰台を獲得。2014年と2015年には優勝を飾っているコース。得意とするアラゴンとドゥカティのマシンがどんなマッチングを見せるかに注目が集まる。
「ミサノでのクラッシュは残念だった。ドゥカティでの初優勝を挙げるチャンスだったけど、今後の改善の役立てることができる状況からポジティブなことを引き出した。これは重要なことだ。それに、レースをもう一度リードすることができ、正しい方向に仕事を進めていることを確認した」
「さあ、次はアラゴン。よい思い出があるサーキットの一つだし、ホームレースという地の利を活かして、いいリザルトを獲得しよう。金曜日から速く走ることが重要となる」