不特定多数と日常的に接するレジ係は、ストレスを感じることが多い。尊大な態度を取るような客を相手にすれば疲れるのは無理もない。2ちゃんねるには9月16日、「4大レジ店員の敵」というスレッドが立った。スレ主はそのうちの3つを以下のように挙げ、
「絶対喋らないマン」
「何いってるか分からないマン」
「さっきと言ってる事違うマン」
「後一つは?」と質問した。
「タバコは絶対銘柄で言うマン」にイライラ
スレッド内で明記されていないが、「レジ店員」はコンビニのことを指していると思われる。コンビニのレジ係は会計のみならず、弁当の温め、宅配便の発送手続きなど時給の割に業務が多岐にわたる。客の要望もそれだけ増えるので、完璧にこなそうとすると結構きつい。具体的な「敵」としては、
「イヤホンマン」「小銭投げマン」
「全部小銭で払うマン」「公共料金多いウーマン」
「ポイントカード後から出すマン」
など、次から次へと例が挙がる。
別の意見としては、「タバコは絶対銘柄で言うマン」もあった。「セッター(セブンスター)」などと注文されても、タバコに詳しくなければ困ってしまう。店側はタバコに番号を振り対応するが、それでも頑なに銘柄で注文する人がいるようだ。
販売期限切れの商品を「売れ!」と食い下がる客に困惑
中には、一度にたくさんの商品を購入したり、公共料金の支払いをまとめて行ったりする人がおり、店員を困惑させることがある。筆者(編集部S)は以前、コンビニでペットボトルの水を大量に購入している人を見かけたことがあるが、店員2人かかりで対応したため結果として、レジ前に長蛇の列ができていた。
「ほんと大量に買う奴はAmazonや楽天、コストコ使ってくれや」
「昼時に公共料金10枚ぐらい支払いマンと昼時に荷物送りマンが一番困る」
という書き込みもあった。
キャリコネニュースがコンビニバイト経験がある人物に話聞いたところ、「混雑時にたくさんの商品を購入するお客さんや、弁当温めに加えてホットスナックとおでんなど手間がかかるものを一気に買う人には困りました」と語った。
中でも不快な思い出として記憶に残るのが、陳列棚から引き忘れた販売期限切れの商品を「売れ!」と主張し、引き下がらなかった客だという。
「店の規則で売ることができなかったのですが、『俺はこれが食べたいんだ!』の一点張りで……。上の人を呼んでどうにか事態を収めてもらいました」
「お客さまの中には明らかに店員を見下した態度を取る人もいます。こちらも人間なので、『仕事だから』と思っていても横柄な態度を取る方にはイラっとしました」と添えた。