MotoGP第14戦アラゴンGPの開幕前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング16位)
2戦連続リタイアに終わり、ランキング16位と苦しいレースが続いているアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。アラゴンではMoto2時代の2010年に優勝、2011年に3位に表彰台を獲得しており、MotoGPクラスでは表彰台はないものの、2014年と2015年に予選3番手を獲得している。昨年はケガで欠場したため、アラゴンでのレースは2年ぶりとなる。
「アラゴンではこれまでのレースよりいい結果を残せることを希望している。アラゴンは素晴らしいコースで、過去のレースではいい思い出がある。ミサノのテストでは予定していたプログラムを消化することができなかったが、テストに参加したシルバン(・ギュントーリ)がエンジニアに重要なフィードバックをしてくれた」
「うまく行けば、この情報がアラゴンで僕たちの助けになると思う。今はGSX-RRに乗ることが待ちきれないよ。アラゴンでフィーリングを改善して、ポジティブなレースをし、フライアウエイラウンドの3連戦に向けていい流れをつかみたい」
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング19位)
第12戦イギリスGP、第13戦サンマリノGPと2戦連続でトップ10でフィニッシュし、ランキングも19位まで挽回したアレックス・リンス(スズキ)。ランキング的には序盤5戦のケガによる欠場が響いているが、調子は上向きだ。
MotoGPクラスに昇格して、今回が初のホームレース。アラゴンではMoto3時代の2013年に優勝、Moto2時代の2015年に2位入賞しており、MotoGPクラスでは初レースとなるが、活躍が期待される。
「アラゴンでいいフィーリングをつかみたい。コンスタントだったシーズン序盤よりも、マシンとMotoGPクラスに対して、よりよく理解することができている。少しずつ強くなれるようにトライし、アラゴンでも成長し続けることを願っている」
「ヘレスとカタルニアはケガで欠場したので、アラゴンはMotoGPクラスで初のホームレースとなる。スペインのファンが僕にさらなる熱意とインスピレーションを与えてくれるだろう」