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MotoGP:ロッシ、アラゴンGP参戦に向け現地へ。「FP1の後に現実的な決断をする」

2017年09月21日 11:41  AUTOSPORT web

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バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハMotoGP
負傷欠場中だったモビスター・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが、アラゴンGP参戦に向けてスペインのモーターランドアラゴンに向かうことになった。

 ロッシはミサノで2日間、市販バイクを使って回復途上にある右脚の状態がサーキット走行が可能かどうかの確認を行っていた。テスト後、イタリアでの医師のチェックを経て、アラゴンGPへの参戦を決断。最終的にアラゴンでの公式なメディカルチェックにパスすれば、参戦決定となる。

 ロッシは「(19日に)ミサノで良いテストができたことは幸運だった。その前日もテストを行ったけど、雨が降ってしまったから、数周しか走れなかった」と次のようにコメント。

「(19日は)20周を走り、期待通りの答えを見つけることができたからポジティブだ。バイクに乗っているときの痛みを最小限に抑えるサポートをしてくれた医療スタッフに感謝したい」

「テストが終わった後は少し痛みを感じたけど、(20日の)朝に診察を受けたところ、ポジティブな結果だったんだ。僕はアラゴンに向かい、今週末YZR-M1に乗ると決めたよ」

「出走の許可が下りれば、マシンに乗ることは大きな挑戦になるだろう。FP1(フリー走行1回目)の後に現実的な決断をするよ」

 代役起用が予定されていたマイケル・ファン・デル・マークはチームに帯同。ロッシの出走許可が下りない場合、またはロッシがフリー走行を走って自身の判断によって欠場することになった場合は、ファン・デル・マークが代役を務めることになる。