MotoGP第14戦アラゴンGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
前戦サンマリノGPで今シーズン4勝目を記録、同ポイントながらランキングトップに返り咲いたマルク・マルケス(ホンダ)。アラゴンではMotoGPクラス1年目の2013年、2016年と2勝を記録。2013年から4年連続でポールポジションを獲得しており、マルケスが得意とするサーキットだ。
「今シーズンのチャンピオンシップは信じられない。とても接近している。ミサノでランキングトップに再浮上した。ドビジオーゾとは同点で、ライバルたちともそれほど離れていない」
「シーズン終盤の5戦はとても厳しい戦いになると思うので、懸命に仕事に取り組まなければならない。アラゴンGPは楽しみ。シリーズの中でも大好きなコースの一つだ。ファンの前で100%プッシュし、ミサノのように勝利に向けて戦いたい。初日のフリー走行1回目から決勝の最終ラップまで、全力でプッシュするつもりだ」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング5位)
前戦サンマリノGPではリアのグリップ不足に苦しみ、14位に終わったダニ・ペドロサ(ホンダ)。アラゴンでは2012年に優勝、2015年に2位入賞を経験している。ランキング5位からタイトル争いに加わるためには重要な一戦となる。
「ミサノは失望のウイークになったが、これはもう過去のこと。アラゴンが楽しみだ。いいマシンセットアップを見つけ、タイヤがよく機能するようになれば、速く走れるはずだ。アラゴンではいつも楽しめるコース。ファンクラブの前で、ホームのファンの前で早く走りたい。今週末は天候に恵まれて、もう一度表彰台に上がることが目標だ」