若年層調査を行うテスティーは9月20日、女子高生の「お小遣いに関する調査」の結果を発表した。調査は8月31日~9月4日にインターネットで実施し、同社モニターの16~18歳の女子高校生618人を対象に行った。
お小遣いの有無を尋ねると、女子高生の57.3%が「お小遣いをもらっている」と回答。「必要なときにもらっている」(22.8%)と合わせると、8割がお小遣いをもらっていることが分かった。
一番お金がかかること「学校に持っていくお菓子」「友達とお揃いのもの」
お小遣いを貰う頻度で最も多いのは「月に1回」(91.0%)。金額は1位「3000~5000円未満」(38.7%)、2位「5000~1万円未満」(33.9%)、3位「1000~3000円未満」(19.8%)となり、9割以上の女子高生が1万円未満のお小遣いでやりくりしているようだ。
なおアルバイトをしている女子高生は19.4%と少数派だ。していないと答えた人の56.6%は学校で禁止されているという。
お小遣いの使い道としては、「買い物」(39.2%)に当てるという人が最も多い。中でも「服」(27.3%)、「本」(22.2%)、「コスメ」(16.5%)に使う人が多くみられる。さらに「日々の生活で一番お金がかかること」を聞くと、
「友達付き合い(遊びに行く、食事)」(16歳女性)
「美容院や美容に使うものにかけるお金」(18歳女性)
「学校に持っていくお菓子」(16歳女性)
などが挙げられた。他にも「プリクラ」や「コスメ代」、「友達とお揃いのものをよく買う」「ディズニー」などに、お金がかかると感じながらも使ってしまっているようだ。
ちなみにスマホの使用料については、92.2%が「親に払ってもらっている」と答えており、「お小遣いから払っている、もしくは引かれている」という人は7.8%に留まった。
約半数のJKは、帰省するとき「お小遣いを期待してしまう」
最近よく耳にする「お盆玉」については、女子高生の42.6%が「知っている」と回答した。今年の夏休みに祖父母の家に帰省した人は51.3%で、うち64.0%は「お小遣いをもらった」と回答している。
「帰省時にお小遣いを期待しているか」と聞くと、46.9%が「期待している」と回答。さらに「お小遣い目当てで帰省したことはあるか」と聞くと、28.2%が「ある」と回答した。
また「何歳までお年玉やお盆玉が欲しいか」と聞くと、「20歳まで」と回答した人が最も多かった。中には、
「 一生(笑)」(16歳女性)
「できる限り永遠に」(16歳女性)
「結婚するまで」(15歳女性)
という「もらえるまでもらいたい」という素直な回答も見られた。