「IT イット “それ”が見えたら、終わり」で、殺人ピエロのペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドが、「怖すぎる」という理由からカットされたシーンがあることを明かした。
スティーヴン・キングが1986年に発表したホラー小説を原作としたこのアンディ・ムスキエティ監督作についてビルは、ヴァラエティのプレイバック・ポッドキャストにて次のように語っている。
「ペニーワイズがペニーワイズになる前の1600年代からの回想シーンという設定で撮影をした箇所があったんだけど、それがかなり強烈でね。僕はピエロではなくむしろ僕自身に近かったんだけど、とても怖かったよ。ITの背景というか、ペニーワイズの生い立ちってところだね。続編の鍵になる重要な部分だと思う。ITという存在が何千年もの眠りから覚めるっていうアイデアで、回想シーンはそこに繋がっているんだよ」
ビルのペニーワイズはファンや批評家から高い評価を受け、早くも同作はホラー映画界に新たな歴史を刻みつつある。
ムスキエティ監督は先日、ビルの撮影に対する意欲的な姿勢が監督をするうえでとても助けになったと明かしていた。
「ペニーワイズが登場するシーンはどれもビルによって新しい味付けがされているんだ。彼はなんたってこのモンスターを予測不可能にするコンセプトの一部だったからね」
「ビルはどんな探求も恐れない頼もしい俳優だよ。彼にとっては新たなネタで僕や自分自身、そしてみんなを驚かせるのが楽しかったみたいだよ。撮影の前に僕らが『クレイジーにやろう』って話し合っていた通りのものだったね」
「ペニーワイズというモンスターの核となる部分には、何か特殊能力のようなものがある。映画がユニークなものに仕上がるよう、僕らは変化に富んだ演出や撮影方法を試みたんだ」
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