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トム・クルーズ、スタント事故から順調に回復 撮影再開は間もなく

2017年09月19日 21:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

トム・クルーズ、驚異の回復力!
現在55歳ながら続々とヒット作に出演し、多くのアクションシーンも「真に迫る演技を楽しんでもらいたいから」と周囲の反対を押し切ってまでこなしてきたトム・クルーズ。彼が先日、「建物から建物に飛び移るという危険なシーンの撮影に挑戦するも何度か失敗。建物に激突し、骨を折るなど大怪我をした可能性が報じられた。

トム・クルーズが大怪我や死亡につながる大事故を起こさぬよう、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの撮影現場にもスタントのエキスパートがつき指導を行ってきた。それでもトムの「自分でこなしたい」という思いは強く、「欲しいのはリアル感なんだ」「安全だと思える環境で危険シーンを演じたって、真の恐怖心は表現できない」とトムなりの主張を通し無理をしたことも多々あったという。

そんな彼が、シリーズ最新作の撮影で建物に飛び移るシーンに挑戦。想像していた以上に距離があったのか、トムは建物に着地することができず、体を壁に強打した。命綱をつけていたため落下による致命傷は回避できたものの、硬い壁に少なくとも2度は全身をぶつけ、「その結果、足首の骨が折れたらしい」「完治まで数か月かかるようだ」と一部メディアに報じられた。

そのトムがこのほど映画『バリー・シール/アメリカをはめた男(原題:American Made)』のプロモーションのため公の場に姿を現し、『ExtraTV』にこう話した。

「大丈夫です。お見舞いメッセージをくださった皆さん、どうも有難うございました。」

また「完治に時間を要するため撮影再開まで時間がかかるのでは?」とも言われたのだが、トムはこう語っている。

「2週間で撮影は再開します。」

ちなみに事故の後には映画の配給会社もコメントを出し、「足首を骨折しました」「完治するまで撮影は休止しますが、公開は変わらず2018年7月を予定しています」と明かしていた。

なおこの怪我の前にも危険なスタントに挑戦したというから、最新作もスリル満点な大作になりそうだ。同シリーズを愛する多くのファンは「待ちきれない!」という心境で公開を楽しみにしているが、「あまりにも危険なシーンはプロに任せた方が…」という声も当然多い。まだまだアクションシーンをこなす気力は十分あるのだが、年齢的には60も迫る熟年期。長くハリウッドの第一線で活躍するためにも、危険なスタントだけは専門家に任すのが最善策であることは言うまでもない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)