東京メトロは9月19日、これまで期間限定で行ってきた「東西線早起きキャンペーン」を25日から通年で実施すると発表した。
国土交通省の2016年度混雑率データによると、東西線は都内で最も混雑している路線で、朝7時50分~8時50分の木場駅~門前仲町駅間の混雑率は199%にものぼる。同キャンペーンは、朝ラッシュがピークを迎える前に乗車する「オフピーク通勤(通学)」を推奨する取組みだ。
抽選で30人に10万円の商品券もプレゼント
キャンペーンの内容は、始発から朝ラッシュを迎える前の時間帯にIC乗車券を自動改札機へタッチして、メダルを貯めるというもの。タッチした時間でメダルの獲得数は変わり、「ブロンズタイム」(1メダル)、「ゴールドタイム」(5メダル)、シルバータイム(3メダル)が設定されている。これまでのキャンペーンは「ゴールデンタイム」が30分だったが、今回は45分に拡大された。
メダルを集めて応募すると全員がプレゼントをもらえる。Aコースは100メダルで500円商品券、Bコースは200メダルで1000円商品券、Cコースは300メダルで1500円商品券となっている。毎朝「ゴールドタイム」に乗車すると、20回で500円商品券がもらえる、ということになる。
子どもの場合は、Aコースは応募対象外で、Bコースで500円相当の図書カード、Cコースで750円相当の図書カードとの交換となる。またCコースに応募した人の中から、抽選で合計30人に10万円の商品券(子どもは1万円相当の図書カード)があたるWチャンスも。
参加対象者は、東葉高速線東葉勝田台駅~東西線門前仲町駅間のいずれかの駅で入場し、中野方面の電車に乗り、東西線南砂町駅以降の一部駅を除く東京メトロの全駅にて降車する利用者。また参加するには、事前に交通系ICカード乗車券を登録する必要がある。