ニューヨークが幕を下ろし、続いては英ロンドンに移ったご存じ「ファッションウィーク」。15日には「The Store Studios」を会場にスージー・スーやレディー・ガガがそのパンクなキャットスーツを愛用しているという女性デザイナー、パム・ホッグ(Pam Hogg)がショーを開催した。あちこちにロンドンを拠点とするミュージシャンたちの姿があったそのショー。「ブロンディ」で知られるデボラ・ハリーとはパンクを愛する者同士、数十年にわたる友人で、彼女とともにロンドンのパンクスタイルを確立してきたホッグらしい光景である。
ニックは映画界においてサウンドトラックへの楽曲提供はもちろんだが、作家、脚本家、画家、そして少しばかり俳優としても活動している。妻スージー・ビックさんとの間には2000年にアールさんとアーサーさんという双子が生まれ、2014年には家族そろってニックのドキュメンタリー映画『20,000 Days on Earth(原題)』に出演していた。しかしアーサーさんは2015年7月14日、イースト・サセックス州の崖から18メートル下に転落して死亡。自殺かどうかは明らかにされていない。
印象深いのは2016年の自身の音楽ドキュメンタリー映画『One More Time With Feeling(原題)』だが、ここでニックは悲しみをこらえながら、亡き息子アーサーさんへの悲痛な思いを語っていた。強面の男性こそハートは優しく脆いもの。ニックはその不幸な出来事以降あまり笑顔を見せていない。しかし今年17歳の息子アール・ケイヴさんはTVドラマの俳優として活動しており、なかなかのイケメンでもある。父ニックも悲しみから立ち直り、心機一転という時が訪れたら、是非とも強面俳優としても活躍することを検討してみて頂きたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)