2017年F1シンガポールGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは11位だった。
■ウイリアムズ・マルティニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=11位
自分のレースにひどく落胆している。まず、これは自分の判断だったのだけど、スタート時のタイヤ選択が結果的に間違っていた。あの時点では、その後どうなるかの予想は難しかったと思うけどね。実際、僕と同じ選択をした者もいたし、違うタイヤを選んだ者もいたけど、とにかくあれは僕のミスだった。
その後の僕のペースはものすごく遅くて、まったく勝負にならなかった。セーフティカーが出動した時、ピットに入らせてくれと頼んだが、チームは路面がもうすぐ乾くかもしれないと言ってステイアウトを指示した。僕は後方にいたから、そこでタイヤを換えるのがこのレースで唯一のチャンスだったんだ。
でも、結局ステイアウトすることになり、僕はどうしようもなく遅いペースで走り続け、レースはそこで終ったも同然だった。こんなレースになってガッカリしているけど、それはチームのせいではない。ランス(・ストロール)はしっかりポイントを獲得しているのだから。
まあ、僕のグリッド位置を考えれば、もっとひどい結果に終わっていた可能性もあるわけで、チームにとってはそれほど悪くないとも言えるけど、僕にとっては悲惨なレースだった。