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EWC2017/2018シリーズ開幕。ボルドール24時間耐久は王者GMT94ヤマハが優勝

2017年09月19日 15:32  AUTOSPORT web

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GMT94 YAMAHA ダビド・チェカ/ニッコロ・カネパ/マイク・デ・ミオ組
FIM世界耐久選手権(EWC)の2017/2018シリーズ第1戦ボルドール24時間耐久は、フランスのポールリカールで決勝レースを行ない、2016/2017シリーズのチャンピオン、GMT94 YAMAHAのダビド・チェカ/ニッコロ・カネパ/マイク・デ・ミオ組が優勝した。

 GMT94 YAMAHAは予選6番手からスタート。序盤から追い上げたものの、セーフティカー導入のタイミング、さらにピットレーンでのスピード超過によるストップ&ゴーペナルティなどにより思うように順位を上げることができなかった。以降、GMT94はハイペースで周回を重ねると、開始7時間目にはトップに浮上、最終的に2位に9周の大差をつけて、683周を回って優勝した。

 2位にWEPOL BMW Motorrad Team by penz13.comのマーカス・ライトバーガー/アレッサンドロ・ポリータ/ダニー・ウエブ/ペトル・ビチシテ組が入賞。2位と1周差の3位にHonda Endurance Racingのグレゴリー・ルブラン/セバスチャン・ジンベール/ヨニー・エルナンデス/ジャン・バルビッシュ組が続いた。

 F.C.C. TSR Honda Franceは予選3番手からスタート、序盤からトップ争いに加わり、20時間経過時点でトップに立っていたが、残り3時間半で転倒によるアクシデントで8番手まで後退。しかし、その後、ポジションを挽回し、670周を回って6位に入賞した。

 YART-YAMAHAのブロック・パークス/マービン・フリッツ/野左根航汰組は予選2番手からスタートし、順調に上位をキープしていたが、序盤に野左根が転倒。すぐに再スタートし、ライダー交代して走行を続行したものの、マシンに問題を抱え、5時間半、152周を回ったところでリタイアとなった。