浮気や不倫問題では「一線を越えたかどうか」がしばしば取り沙汰されるが、浮気の定義は人によって様々だ。「バレなきゃ何したってアリ」という人がいる一方で、「電話番号の交換だけでもNG」という人もいる。
そんな中、先日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)では、女性が考える「オンナの浮気」について調査していた。これは、オンナの浮気はどこからが浮気となるか?というものである。「それこそキス(さえ)していなければ何していてもセーフみたいな人もいるかもしれない」とMCのふかわりょうが期待を寄せる中、街頭インタビューではいろんな意見が集まった。(文:みゆくらけん)
「アクシンデト的な路チューとかなら全然OK」という強者も
最初の女性の回答は、「手を繋ぐ」までなら浮気にならないというもの。
「酔っちゃった時とか友達とノリでするから、私は手を繋ぐのはOKです」
相手の男性の「その気」を刺激することになるかもしれないのに、「手を繋ぐ」程度はライトに考えている女性が意外にも多い印象だ。本当に無邪気にやっているのか、それとも計算ずくなのかは定かでないが、ややこしいことにならぬよう、誰か知り合いに見られることのないよう注意していただきたい。
手繋ぎのさらに上をいく「キスまでなら浮気じゃない」と答えた女性(多分20代)もいる。この女性は「アクシデント的な路チューとかなら全然OK」としながらも、
「密室とか室内でキスするのは絶対にキスまでで終わらないかんじもするし、ダメだなって思います」
とコメントしている。つまり同じキスでも、場所によって浮気になるキスと浮気にならないキスがあるということだ。36歳筆者からすれば「アクシデント的な路チュー」とは一体どういう路チューなのか気になるところだが、「愚痴を聞いてくれてありがとう。じゃあねフレンド」的な一瞬の敬愛を示した西洋人ノリのものなのだろうか。まァとにかく、軽い方のキスならいいのかもしれないが、「キスはその先に進む確実な起爆剤」と捉える筆者からすれば微妙なところである。
中瀬ゆかり「相手に言えることは大丈夫」
また別の女性は、「LINE交換」ですら浮気になると答えていた。その理由は、彼氏と喧嘩をした時などについ会ってしまい、結果的に男女の関係になってしまったことが「いっぱいあるから」なんだとか。「いっぱい」って……(学習能力は?)。また、結婚間近なカップルの男性側から出た答えは
「合体してようが、別に俺にバレなければ全然OK。どうぞご自由にってかんじ」
という強気なもの。これを隣で聞いていた彼女は「バレなければやるかな」と笑っていたが、これが結婚を間近に控えたカップルの会話とは衝撃だ。
最終的な結果として「〇〇までは浮気とならない」とされたのは、80人中「手を繋ぐ」が30人でトップとなった。段階的には「LINE交換まで」が10人、「2人で食事まで」が21人、「キスまで」が14人で、それ以上に進んだことをしても浮気にならないと答えたのは4人という結果に。
ちなみに、スタジオの岩井志麻子は自身の浮気について、「一回(の肉体関係)までなら事故みたいなもの」と答えていてさすがだ。一方で新潮社の中瀬ゆかりは
「浮気か浮気じゃないかの線引きは、その人(相手)に言えることは大丈夫だと。カップルの問題だから、指握っただけで怒る人もいるだろうし。言えるかどうかなんだと思う」
と大人のコメント。確かに基準はソコにあるような気がする。