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シリーズ2位のパジェノー「彼はチャンピオンに値した」と新王者ニューガーデンを祝福

2017年09月18日 16:42  AUTOSPORT web

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4ストップ作戦を成功させ今季2勝目を挙げたシモン・パジェノー
インディカー・シリーズ最終戦ソノマを優勝するも、チャンピオンシップでチームメイトのジョセフ・ニューガーデンに敗れシリーズ2位となったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。シーズン後半にはいざこざもあったチームメイトに祝福の言葉を送っている。

 ニューガーデンと34ポイント差のランキング4位で最終戦を迎えた昨年の王者パジェノー。予選でもニューガーデンに先行されるも、決勝レースではチャンピオンを争うチームメイトたちとは違うストラテジーを採用する。

 イエローコーションも最後まで出ずに、パジェノーはピットストップを1回多くし、ハードにプッシュし続ける4ストップ作戦を成功させ、優勝を果たした。しかし、ニューガーデンも2位に入り、13点差でニューガーデンが2017年のチャンピオンを獲得した。

 第15戦ゲートウェイでは、バトル中に接触し「ジョセフ(ニューガーデン)に対する信頼を失った。尊敬もだ。彼は僕に敬意を払っていない」と激怒していたパジェノーだったが、最終戦のレース後はチャンピオンを獲得したチームメイトを祝福した。

「チームのみんなに感謝したいよ。すべての週末は驚異的なパフォーマンスだった。そしてジョセフとペンスキーを祝福したいね。僕らのチームは今週末、そしてシーズン全体でチーム・ペンスキーがどれだけ強いか示せたと思うよ」とパジェノー。

「続けてチャンピオンを獲得する。それは驚異的なことだ。彼のためにとても喜んでいるよ。彼はそれに値したんだ。僕たちはしなければならないことをして、それに挑戦した。レースに勝ったけど、それだけでは十分ではなかったね」

「すべてのレースで強くなる必要があるよ。ジョセフは今年より少しだけ強かったんだ。13ポイント差、僕たちは戻ってきて、来年は彼にとって再び大変な競争相手になるつもりだ」