インディカー・シリーズ最終戦ソノマで2位に入り、今シーズンのシリーズチャンピオンに輝いたジョセフ・ニューガーデン。名門ペンスキー移籍後1年目で栄冠を手にし、チームスタッフへの感謝を述べた。
エド・カーペンター・レーシングからチーム・ペンスキーに今シーズン移籍したニューガーデン。第3戦バーバーで移籍後初勝利を挙げると、中盤のトロント戦、ミド・オハイオ戦で連勝。さらに第15戦ゲートウェイも勝利し、ポイントを大きくリードした。
第16戦に自身のミスで下位に終わり、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)に3点差に迫られ最終戦を迎えたニューガーデンだったが、予選ではレコードラップでポールポジションを獲得。
決勝レースでもレースをリードし続けた。終盤、ストラテジーの違うシモン・パジェノーにトップを奪われたが、そのまま2位をキープしシリーズチャンピオンを獲得した。
ライアン・ハンター-レイ以来5年ぶりのアメリカ人チャンピオンとなったニューガーデンは、チームスタッフやチームメイトたちに感謝を述べた。
「僕のチームスタッフたちを誇りに思うよ。何を言いたいのかわからないね、最高の年だった。これを実現させるには多くの時間が必要だったよ。チームメイトにも感謝をしたい。僕たちが王者を獲得するのに、多くの助けをもらった。チーム・ペンスキーという巨大なチームの努力だよ」
「このクルマに多くの偉大なパートナーを持っているんだ。最終的に達成でき、夢を実現することができた。あまりにも素晴らしいことだね」
「そして難しくもあった。自分の本能でドライブしていたんだ。パジェノーにアタックした時も、いつも普通にやっていることだったからさ。可能な限りレースに勝つことに挑むよ」
「チームは忍耐強く、愚かなことをしないようにと言っていたね。彼をオーバーテイクしようとしたけど、チームのために何もしないことを試みた。これはチームの努力の結果さ。だから、パジェノーにも満足しているよ。彼は今日勝つペースを持っていたし、とても勝利に値する。グループ全体で実現したんだ」