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NASCAR第27戦:“プレーオフ”初戦はトヨタのマーティン・トゥルーエクスJr.が制す

2017年09月18日 15:42  AUTOSPORT web

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マーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)
モンスターエナジーNASCARカップは9月17日、“プレーオフ”初戦となる第27戦シカゴランドが行われ、マーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)が優勝を飾った。

 2017年のNASCARは第26戦でレギュラーシーズンが終わり、チェイスから名称が変わったチャンピオン決定戦“プレーオフ”に突入。その初戦が、このシガゴランド戦だ。

 レギュラーシーズンのチャンピオンを獲得したトゥルーエクスJr.は、予選3番手から決勝をスタート。

 しかし39周目、グリーンフラッグ下でピットに向かった際、ピットレーンの速度違反を犯してしまい、ペナルティ。80周目までのステージ1を10位で終えることとなった。

 その後、ペースを上げたトゥルーエクスJr.は160周目までのステージ2で3位に入ると、190周目にはトップに浮上する。

 勢いに乗るトゥルーエクスJr.は追いすがるライバルたちを突き放して独走。最終的に7.179秒もの大差をつけてトップチェッカーを受け、今季通算5勝目を手にすると同時に、プレーオフの第2ステージ進出を確定させた。

「正直、そこまでチャンピオン争いは気にしていない。とにかく楽しんで走ったよ」とトゥルーエクスJr.。

「ピットクルーやチームスタッフの働きには感謝している。このレースではプレッシャーを感じすぎないことが重要になるけど、うまくいったと思う」

「毎回、ビクトリーレーンに来るたびに特別な気持ちになる。素晴らしいエンジンを作り上げてくれたTRDのスタッフをはじめとする多くの人に感謝したいんだ」

 2位はステージ2を制したチェイス・エリオット(シボレーSS)、3位はケビン・ハービック(フォード・フュージョン)が獲得した。

 モンスターエナジーNASCARカップ第28戦は9月24日、ニューハンプシャー州のニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで行われる。