2017年F1シンガポールGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは5位、エステバン・オコンは10位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=5位
これほど困難な一夜を5位で終えることができて、とても満足している。レース中にはいろいろなことが起きたし、特にオープニングラップは、水煙でほとんど何も見えないような状態だったからね。
ただ、それと同時に、ポディウムに上がる機会を逃したことを少し残念にも思っている。2度目のセーフティカーのおかげで、僕らの戦略がうまく機能しなかったんだ。レースはフルウエットタイヤでスタートしたが、思ったよりも早く、セーフティカーピリオド中にインターミディエイトに履き替えることになり、トラックポジションを下げてしまった。
とはいえ、今日はいいレースができたし、昨日の予選が厳しかったことを考えれば、いいリカバリーだったと思う。この成績はチームが選手権4位の座を固めるのに役立った。そして、僕のシンガポールでの連続ポイント獲得記録も伸ばすことができた。
エステバン・オコン 決勝=10位
10位というのは不満の残る結果だ。まあ少なくとも、とても厳しい週末を何とか無事にやり過ごすことはできたよ。でも、僕の誕生日を祝うのにぴったりの週末ではなかった。
レースのスタートはとても良かったのだが、ウエットでもインターミディエイトでもひどく苦戦した。モンツァでは何の問題もなく、雨の中でもすごく快適にドライブできたんだけどね。何かが機能していなかったようだけど、それが何なのか僕には分からない。とにかく、それで何台かの遅いクルマの後ろに引っかかる形になってしまった。路面が乾いてからは、かなりいいペースで走れたものの、前を行くクルマをオーバーテイクするのは難しかった。ここではオーバーテイクのチャンスは、そう簡単には見つからない。
最終的に1ポイントを拾えたのは良かったけど、本当はもっと多くのポイントが欲しかった。何が良くなかったのかをしっかり分析して、次のマレーシアではもっといいパフォーマンスを見せたい。