2017年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは2位だった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=2位
雨のせいで今日はかなり慌ただしいレースになったね。でも、このサーキットをウエットコンディションで走ったことがないという点で、条件は皆同じだったから、状況に気を配って、できるだけ早く適応することが重要だった。
僕のスタートは蹴り出しがものすごく遅かった。でもいま考えればそれがいい方に働いた。おかげで前で起きていたカオスを避けられたんだ。ウエットコンディションの序盤数周は、調子はまずまずだったよ。でもタイヤに少し厳しい感じがした。新しいタイヤに交換しても(前を走る)ルイス(・ハミルトン)に全くチャレンジできなかった。
レースの間ずっと、チームからギヤをうまく労わるように指示された。後から知ったんだけど、序盤からオイル漏れがあって、ギヤボックスの油圧が低下していたということだ(注:チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「完走できないと思った」と述べている)。
もちろんここには勝つために来たのだし、本当に勝ちたいと思っていた。でも2位も素晴らしい結果だから、文句を言うつもりはないよ。