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アロンソ「今日は表彰台を狙っていた。ロケットスタートでチャンスをつかんだのに」マクラーレン・ホンダF1

2017年09月18日 08:12  AUTOSPORT web

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2017年F1第14戦シンガポールGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、スタート直後、フェルスタッペンとライコネンのクラッシュに巻き込まれた
2017年F1シンガポールGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはスタート直後に多重クラッシュに巻き込まれ、リタイアに終わった。   

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=リタイア
 スタートがものすごくうまく決まった。最高の蹴り出しで、すぐにいくつかポジションを稼いで、3位に上がった。でもその後、悪いタイミングで悪い場所に行ってしまった。イン側で起きていたことに気付かなかった。ターン1で何台かがクラッシュし、僕らのマシンも巻き込まれてぶつけられてしまったんだ。そうなるとマシンをコントロールすることができず、どうすることもできない。

 ついてないことに、その時にマシンが受けた衝撃が大きすぎた。コクピットからではどの程度のダメージか確認することができないが、走っている時の感触がよくなくて、オーバーステアがひどかった。それでチームにダメージの大きさを聞いたら、テレメトリーを失っていてはっきりとは分からないと言われた。結局、電気系の問題が発生して、止まらなければならなかった。
 
 モーターレーシングの世界では時にはこういうことが起こるものだ。でもそれが今日起きたというのはついてなかった。このレースには大きな希望を抱いていた。ウエットコンディションではかなり強力だっただけに、余計に失望感が大きい。
 
 今夜は落胆してはいるものの、全体的にはポジティブで楽しい週末だった。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。2週間後のセパンでは運に恵まれるといいね。


(マクラーレン・ホンダ)チームにとって初の表彰台をはっきりとした目標に定めていた。スタートはうまく決まって、ロケットのように発進した。(あのまま行ければ)最初のラップでは2位を走れたと思う。

(NBC Sportsに対して語り)キミ(・ライコネン)と(マックス・)フェルスタッペンがクラッシュして、それに巻き込まれてぶつけられてしまった。僕らはあの時、(ルイス・)ハミルトンより前に出ていた。だからレースをリードしていた可能性があると思う。表彰台のチャンスを失ったんだ。これで今年の不運が終わりであることを願うよ。