2017年F1シンガポールPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは8位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=8位
2台揃ってQ3に進むという最初の目標を達成できたから、仕事の半分は成し遂げたということだ。ふたつめの目標は明日、2台揃ってポイント圏内に入ることだ。このスターティングポイントからならそれは可能だと思っている。
このサーキットではレースペースは予想しづらく、常に未知の部分が残る。昨日のロングランでは十分な長さを走っていないしね。また、ここはオーバーテイクしづらいサーキットだから、ポジションは1周目の後にほぼ決まってしまうだろう。
したがっていいスタートをして、ターン1をクリーンに抜けていく必要がある。その後は集中して走り、ミスは絶対しないよう心がける。過酷なレースだけれど、何ポイントか持ち帰りたい。
レースペースの面で上位6台とのギャップはあまりにも大きい。だから僕らの目標はこのポジションを守ることで、できれば7位に上がりたい。
明日、任務をやり遂げることができるといいね。
(Formula1.comのインタビューにおいて、決勝はアタックモードでいくのかディフェンスモードでいくのかと聞かれ)両方の備えが必要だ。予選では0.1秒差で(ニコ・)ヒュルケンベルグに敗れた。決勝では彼にアタックしていく。一方で後ろの(カルロス・)サインツやフォース・インディア勢からポジションを守る必要もある。フォース・インディアの2台はスタートタイヤを自由に選べるから、レース終盤に脅威になるかもしれない。どういう結果になってもおかしくない。でも僕らは望んでいた位置からスタートできる。
(予選ではもっと上に行くことも可能だったと思うかと聞かれ)そう思うね。FP3で僕らは4位と5位だった。このあたりを予選でも維持できるかもしれないと考えていた。上位勢の誰かがミスをしたら、6位争いに食い込めたかもしれない。でも彼らはミスをしなかったし、ニコにも負けてしまった。でもこれを明日の目標にして攻めていく。6位か7位は可能かもしれないよ。