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WEC:2018/19シーズンカレンダーにシルバーストンが追加。富士戦は10月21日に変更

2017年09月16日 09:22  AUTOSPORT web

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2012年からWECを開催するシルバーストン。2013年からは開幕戦の舞台となっていた。
9月16日、WEC世界耐久選手権をプロモートするFIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブは、9月初旬に発表した2018/19シーズンカレンダーにシルバーストン6時間を追加するなど、来季のスケジュールを一部変更した。
 
 シリーズのハイライトである6月のル・マン24時間を最終戦とするウインターシリーズへの移行に際し、ル・マンが2回行われる“スーパーシーズン”として発表されていた2018/19のWECカレンダー。

 当初の発表では2019年2月に第5戦が行われる予定だったが、FIAとACOは同ラウンドの日程を2018年ル・マン後の8月18~19日に改めるとともに、シルバーストンをその開催地に定めた。新たにシルバーストン6時間となった第3戦はELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズとの共催となる。
 
 第3戦として予定されていた富士6時間についてはシルバーストンの追加によって第4戦となるが、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの最終戦、プチ・ル・マン(ロード・アトランタ10時間)と日程が重複していたことからスケジュールを変更。

 富士スピードウェイの協力により開催が1週間後ろにずらされ、10月20~21日の開催となった。なお、この変更に伴いマシンや機材の輸送時間の問題から第5戦上海6時間も2週間遅れて開催されることが決まっている。

 また、今回の発表ではシーズン開幕前のプロローグテスト、2019年3月に予定されている第6戦セブリング12時間についても追加のアナウンスがあり、ポール・リカールで行われるプロローグでは各チームに36時間テストの機会を提供すること、セブリングでは土曜の10時から22時までIMSAの12時間レースが行われ、2時間のインターバルののち日曜の0時から12時までWECの12時間レースが行われることが明らかにされた。

WEC世界耐久選手権2018/19シーズンカレンダー
RoundDateRace 2018年4月6~7日プロローグ(ポール・リカール)12018年5月4~5日スパ・フランコルシャン6時間22018年6月16~17日ル・マン24時間32018年8月18~19日シルバーストン6時間42018年10月20~21日富士6時間52018年11月17~18日上海6時間62019年3月16~17日セブリング12時間72019年5月3~4日2019年スパ・フランコルシャン6時間82019年6月15~16日2019年ル・マン24時間