マクラーレンF1チームが2018年はパワーユニットをホンダからルノーに変更することを15日、発表した。チームはこれからフェルナンド・アロンソとの交渉に集中すると述べているが、アロンソはまずはルノーのパワーユニットについての情報を精査してから残留するかどうかを決めたいと語った。
2017年末でマクラーレンとの契約が切れるアロンソは、来年は勝つ可能性がない状況でレースに出たくはないと述べている。とはいえ選択肢は少なく、アロンソはマクラーレンに残留するものと考えられているが、マクラーレン・ルノーの発表の後、彼はルノーにどれぐらいのパフォーマンスを期待できるのか、データを詳しく見たいと述べた。
「ルノーが来年に向けて期待していること、予定している向上についてのデータをまだ見ていない」とアロンソはシンガポールGPの金曜に語った。
「このレースが終わったら、プランについて詳しく知るために彼らに連絡するつもりだ。その後、(残留するかどうかの)結論を出す」
「チームにとっていい動きなのか悪い動きなのか、誰にも分からない。ただ、マクラーレンがホンダと別れてルノーと組むべき時だと考えたということは、来年についていい情報を持っているのだろう」
マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは、アロンソと来季契約を結ぶことができると自信を持っている。
「これからフェルナンドとのことに気持ちを集中させていく。すでにたっぷり話をしてきた。彼は我々がどういった技術的ソリューションをとるのかを確認したがっている」
「彼はルノーで2回のタイトルを獲得した。我々レーシングチームには非常に満足している。我々も彼にはとても満足している。したがって私としては、遠くない将来、何らかの結果を出すことができると考えている。それがこのパズルの最後の大きなピースだ」
「それから私はスポンサーを見つけて、来年に備えなければならない」