2017年4月にスタートしたブランパンGTシリーズ・アジアに、新たにベントレー・コンチネンタルGT3が参戦することになった。アブソリュート・レーシングが9月23~24日の上海戦、10月21~22日の浙江戦に投入する。
上海を拠点に活動するアブソリュート・レーシングは今季、ブランパンGTアジアには複数台のアウディR8 LMS GT3を投入。その一方で並行参戦しているピレリ・ワールドチャレンジ、チャイナGTにはベントレーを投入していた。
2017年のブランパンGTアジアにはアストンマーチン、アウディ、BMW、フェラーリ、ランボルギーニ、メルセデスAMG、ポルシェのマシンが参戦しており、ベントレーが加わることで8メーカーのマシンがバトルを繰り広げることになる。
今回、チームはベントレーチーム・アブソリュートとして20号車と30号車の2台体制を構築。20号車はアデリー・フォンとブティコン・インタラプワサクのコンビが、30号車はアンドリュー・キムとウェイロン・タンのコンビがステアリングを握る。
チームディレクターのファビエン・フィオールは「ブランパンGTシリーズ・アジアに2台のベントレーを投入できて満足だ」と語っている。
「過度な期待は寄せていないが、マシンの戦闘力は充分だし、チームには経験豊富なメカニックも揃っている。ハイスピードサーキットの特性もベントレーにマッチするはずだよ」
また、シリーズのマネージャーを務めるベンジャミン・フラナソビッキは「アブソリュートとベントレーは、アジア圏のGTレースのなかでもっとも成功しているパートナーシップのひとつだ」と述べた。
「彼らがブランパンGTシリーズ・アジアのバラエティ豊かで競争の激しいグリッドに並ぶことをうれしく思う。彼らが強力なライバルたちに、経験豊富なドライバーラインアップで戦いを挑む姿を早く見たくてたまらないよ」