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「シンガポールGPはアジアを代表するF1レース」とCEO。2018年以降の開催延長を目指す

2017年09月15日 09:42  AUTOSPORT web

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今年で10回目の開催となるシンガポールGP。アジアを代表するグランプリとしてすっかり定着してきた
F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、2018年以降もシンガポールGP開催を延長する契約について、間もなく合意に達するものと確信を持っている。

 2008年から開催されているシンガポールGPは、2012年に当時のF1商業面のボス、バーニー・エクレストンによって5年の開催延長契約がまとめられ、今年がその最終年となる。現在のところシンガポールGPは来年のF1カレンダーでは「確認中」とされており、期間延長について関係者が議論を行っている最中だ。



 キャリーはシンガポールGPへの賞賛を惜しまず、今年10周年を迎える同グランプリを今後も継続させたいという意向を繰り返し語っている。

「我々は(シンガポールの)パートナーたちと前向きに連携している。目標は新たな契約について合意に達することだ」と水曜日にキャリーは述べた。

「我々はパートナーたちと素晴らしい関係性を築いており、契約締結には至っていないものの、話し合いが現在も進行中だ」

 キャリーは議論の詳細については明らかにしなかったが、マリーナベイでのグランプリはF1にとって大きな財産であり、アジアにおけるF1戦略の重要な一部であると強調した。 

「シンガポールは我々のアジアにおける戦略を支えている。アジアを代表するレースだ」とキャリー。 
   
「影響力のあるレースであり、目標は契約を更新することにある。我々は間違いなくこのレースを誇りに思っている」

「シンガポールはアジアの玄関口のひとつで、過去50年にわたる成長の驚くべき物語は、世界の関心を集めてきた」