トップへ

佐藤健&土屋太鳳が涙 映画『8年越しの花嫁』予告編、主題歌はback number

2017年09月14日 20:01  CINRA.NET

CINRA.NET

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』 ©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会
12月16日から全国公開される映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の予告編と主題歌が公開された。

同作は、結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁・麻衣と、麻衣を8年間待ち続けた新郎・尚志の実話に基づいた作品。いつ目が覚めるかわからない麻衣の回復を尚志は祈り続け、2人が結婚を約束してから8年後に奇跡が訪れるというあらすじだ。苦悩しながらも麻衣を献身的に支える尚志役を佐藤健、原因不明の病と戦う麻衣役を土屋太鳳が演じる。監督は『64-ロクヨン-』などの瀬々敬久、脚本は岡田惠和。

予告編では、病床の麻衣に寄り添う尚志の姿や麻衣が目を覚ます場面、リハビリをする麻衣の姿、雨に打たれながら泣き叫ぶ麻衣を抱きかかえる尚志の様子、尚志が車の中で涙を流すシーンなどが確認できる。あわせて発表された主題歌はback numberによる書き下ろしの新曲“瞬き”。同曲は予告編にも使用されている。

清水依与吏(back number)は、“瞬き”について「奇跡、運命、と聞くとひとまず、やたらキラキラしていて触れない位美しいものをイメージしてしまいますが、本当はもっと泥くさくて汗くさくて実はもっとそばにあるものなのかもしれないなと思いました。なので楽曲としても、なるべく体温を感じる音と血の流れを感じる言葉で構築された力強いものになるよう心掛けました」とコメント。

また佐藤健は「back numberの皆様には感謝しかありません。本当に有難うございます。映画を観た後、そんな目線でこの曲を聴いてみてください」、土屋太鳳は「私は人としても女性としても、そしてもちろん女優としても本当に未熟者だと思うけれど、この歌に出会って、聴いて、歌詞を読んだあの朝の瞬間、この歌の中には愛情の正体があるんだって分かりました」とそれぞれコメントしている。

■清水依与吏(back number)のコメント
奇跡、運命、と聞くとひとまず、やたらキラキラしていて触れない位美しいものをイメージしてしまいますが、本当はもっと泥くさくて汗くさくて実はもっとそばにあるものなのかもしれないなと思いました。なので楽曲としても、なるべく体温を感じる音と血の流れを感じる言葉で構築された力強いものになるよう心掛けました。

■佐藤健のコメント
8年間も待てるなんて凄い凄いと人は言うけど、もちろん凄いのですが、8年間世界で一番大切な人の側にいれた尚志さんは幸せだったんじゃないかと思います。
だってこの曲、どこからどう聴いても尚志さんの歌じゃないですか。
back numberの皆様には感謝しかありません。本当に有難うございます。
映画を観た後、そんな目線でこの曲を聴いてみてください。

■土屋太鳳のコメント
私は人としても女性としても、そしてもちろん女優としても本当に未熟者だと思うけれど、この歌に出会って、聴いて、歌詞を読んだあの朝の瞬間、この歌の中には愛情の正体があるんだって分かりました。
ここから先の地球が巡る時間の中で、自分の命をあがきながら生きる人の、そして大切な誰かを守りたい全ての人の支えになる真実の歌だと思います。
私自身ここから先の人生を、この歌が指し示してくれる何かを忘れることなくあたためながら見つめながら、見つけながら生きていこうと思いますし、大切な人がいるかたは大切な人と一緒に、大切な人を探しているかたは御自分のために、一人でも多くの人にこの歌を聴いてほしいと、心から願います。

■瀬々敬久監督のコメント
back numberは地方に住む若い人たちのジリジリとした感性を描くのが得意なバンドだと思ってきた。
大好きな楽曲の一つに「スーパースターになったら」というのがある。
スーパースターになったら
迎えに行くよきっと
僕を待ってなんていなくたって
迷惑だと言われても
スーパースターになって
男らしくなった新しい僕で
迎えに行くから
映画『8年越しの花嫁』につけてくれた「瞬き」も、この感じにすごく近いと思った。
麻衣を待ち続けた尚志は、地方に住む普通の無名の人で、彼はスーパースターで決してないのだけど、だからこそ、麻衣を待ち続けたという一点だけで、彼は既にスーパースターなのだ。
無名の普通の人こそ、スーパースター。そういう思いがビンビン伝わってきて「瞬き」はまた大好きな楽曲の一つになった。
back numberの皆さん、ありがとうございました!