インディカー・シリーズに参戦しているアンドレッティ・オートスポートは現地9月13日、2018年のレギュラードライバーに若手のザック・ビーチを起用すると発表。カーナンバー26のマシンを託すことを明らかにした。
2016年のインディ・ライツでシリーズ4位を獲得したビーチは今年4月、クラッシュにより負傷したJR.ヒルデブランドの代役でエド・カーペンター・レーシングから第3戦バーバーへ出場してインディへ初参戦。
また、アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨が勝利を収めた第101回インディアナポリス500マイルレースには、A.J.フォイト・エンタープライゼスから参戦していた。
4台体制で参戦しているアンドレッティ・オートスポート。マルコ・アンドレッティとライアン・ハンター-レイは来年も契約が残っており、アレクサンダー・ロッシも契約延長を先日発表。そして今回、ビーチがアンドレッティに加入したことで4つのシートはすべて埋まり、琢磨は移籍からわずか1年でアンドレッティを離れる形となった。
「2010年にアンドレッティ・オートスポートからU.S.F2000に参戦することを発表したときから、この日を夢見てきた」とビーチ。
「このチームからインディカーに参戦するという、長年の夢が叶ったよ」
また、チームを率いるマイケル・アンドレッティも「ザックに最高峰のレースでも戦えることを証明するチャンスを与えることができ、うれしく思う」と述べている。
「彼にとって、我々のチームは家族のように感じてもらえるはずだ。そして我々のドライバーラインアップはすべてアメリカ人で固めることになった」
2018年シーズン、アンドレッティ・オートスポートはホンダ陣営の一員として、マルコ・アンドレッティ、ライアン・ハンター-レイ、アレクサンダー・ロッシ、ビーチという布陣でインディカーに挑む。