フォース・インディアF1チームのオーナー兼チーム代表のビジェイ・マリヤは、コンストラクターズランキング4位の座を確保するため、チームは2017年シーズン残りのレースも全力で戦い続け、今季型マシンの開発を継続すると述べた。
シーズンのこの時期には、多くのチームが翌年のマシンデザインに注意を向け始める。しかしマリヤは今週、フォース・インディアは今年のコンストラクターズ選手権で好位置を獲得することに今も集中していると語った。
「我々は(今季マシン開発の)手を緩めてはいない」とマリヤは言う。
「VJM10の開発は続いている。それが2018年型マシン(の開発)にも役立つだろう」
「我々は今週末もサーキットに新しいパーツを持ち込んできている。2台ともに開発パーツを投入する」
第13戦終了時点でフォース・インディアはコンストラクターズ選手権でメルセデス、フェラーリ、レッドブルに続く4位につけている。セルジオ・ペレス、エステバン・オコンの両ドライバーはそれぞドライバーズ選手権で7位と8位に位置しており、その差はわずか3ポイントだ。
「自分たちのチームがチャンピオンシップで4位にいるというのは、非常に良い気分だ」とマリヤ。
「モンツァでの健闘によってシーズン10度目のダブルポイントフィニッシュを成し遂げた。それはチーム全体の途方もない努力の賜物だ」
「今季も7戦を残すのみとなって、シーズンは瞬く間に過ぎて行く。我々は1年を通してやってきたことを、やり続ける必要がある」
「それは着実にパフォーマンスを発揮すること、ポイントを稼ぐこと、そして訪れたチャンスを掴むことだ」