2017年のモンスターエナジーNASCARカップに、スチュワート・ハース・レーシング(SHR)から参戦しているダニカ・パトリックは、今季限りでチームを離れることを明らかにした。
現在、35歳のパトリックは2013年からカップシリーズにフル参戦し、同年のデイトナ500ではポールポジションを獲得した。
しかし、その後は思うような成績を残せず、これまで180戦に出場してトップ10フィニッシュはわずか7回。今シーズンもポイントランキングで28位と低迷している。
そのパトリックは9月12日、自身のFacebookでコメントを発表。2017年限りでチームを離れることを明らかにした。
「この6年間、トニー・スチュワートやジーン・ハース、そのほかチームに関わる多くのスタッフのためにレースを戦ったことを誇りに思っている」
「これまで、デイトナ500でのポールポジションや7度のトップ10フィニッシュ、そのほか多くの記憶に残る瞬間を、彼らと一緒に戦ってきた」
「しかし、チームが2018年に向けて新たなスポンサー契約を得たことで、私とチームの関係は終わりを迎えてしまったの」
「モータースポーツにおいて、スポンサーが大きな役割を果たすことは理解しているし、これまでのレースキャリアでは幸運に恵まれてきた。ただ今年は意表を突かれてしまったわ」
「2018年シーズン、新たなスポンサーとドライバーを迎えるSHRが好成績を残せることを願っている。また、私は2017年シーズンの残り10戦に集中していくし、自分の将来についても自信を持っているわ」
なお、パトリックはNASCARへ継続参戦するかなど、2018年の活動プランについては言及していない。