マイナビは9月13日、「働く女性のマインド調査」の結果を発表した。調査は8月8~25日、同社運営「マイナビウーマン」の会員で22~39歳の働く女性262人から回答を得た。
調査の結果、64.9%が「自分を『老けたな』と思ったことがある」と回答。「『おばさんになったな』と思ったことがある」という人も45.0%にのぼった。
「昔気に入っていたかわいい系の服が似合わなくなってきた」
「老けた」と思った具体的なエピソードを聞くと、「昔はチャラチャラした学生とか好きじゃなかったけど最近は可愛く思えてきた」(25歳/生保・損保)と嗜好が変わったという声の他、
「昔気に入っていたかわいい系の服が似合わなくなってきた」(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
「徹夜ができないのと、夏フェスに行く体力がなくなった」(31歳/団体・公益法人・官公庁)
など身体的な変化を挙げる変化を人も多かった。「おばさんになったな」と思ったエピソードに関しては、
「20代前半の子が合コンでモテはじめ、自分がないがしろにされた時」(29歳/商社・卸)
「勤務先のお客の中学生の子におばさんと呼ばれてショックだったから」(23歳/アパレル・繊維)
など他者からの対応の違いで実感したという人や、
「電車でも空いていたらすぐ、座ること」(34歳/情報・IT)
「まだ若いと思ってしまう、その考え方がおばさん」(33歳/金融・証券)
と自分の行動や考え方の変化を認識した瞬間を挙げる人もいた。
「好きだった歌手やアニメが『アラサー』向けの番組で紹介されていた」
老いを感じた瞬間を聞くと、1位が「活躍している芸能人が自分より年下だった」で27.1%だった。
「トップタレントが世代交代しているから」(37歳/商社・卸)
「プロ野球選手がほぼ8割年下である」(35歳/団体・公益法人・官公庁)
2位以降は「自分より年下の子の言動に『若いな~』とぼやいてしまった」(25.2%)、「油ものがキツくなった」(21.4%)、「会社帰りの電車の窓に映る疲れた顔」(18.7%)、「ファンデがシワにたまった」(18.3%)と続く。他にも、
「雑誌に載っている女優さんの顔と名前が一致せず、世の中に興味がなくなったかなと思った」(28歳/建設・土木)
「22時台のテレビドラマまで起きて居られないことがしばしばある」(33歳/情報・IT)
など心身の老いや、「好きだった歌手やアニメが『アラサー』向けの番組で紹介されていた」(27歳/アパレル・繊維)と時代の違いを実感した、というエピソードが寄せられた。