映画『恋のしずく』が、2018年に公開される。
広島・西条の老舗酒蔵で研修を受けることになった、恋に奥手な農大生・橘詩織を主人公にした同作。米農家で蔵人の美咲の家に下宿しながら実習を開始した詩織が、様々な失敗や蔵元の死、淡い恋などを経験するというあらすじだ。
ワイナリ―での研修を夢見ながら、思いがけず酒蔵で実習をすることになる主人公の詩織役を演じるのは川栄李奈。詩織は21年間恋人がおらず、醸造学の研究に没頭している理系大学生という設定だ。さらに相手役となる酒蔵の息子役を小野塚勇人(劇団EXILE)が演じるほか、宮地真緒、津田寛治、小市慢太郎、青木玄徳、蕨野友也らがキャストに名を連ねる。
監督は『マザーレイク』『カラアゲ☆USA』などの瀬木直貴。撮影は10月下旬からスタートする。
■瀬木直貴監督のコメント
米と水が出逢い、酒が生まれる。男と女が出逢い、恋が生まれる。酒と恋はいずれも人知を超えた神様からの恵みともいえる深遠な世界。豊穣な自然が育んだ日本酒の世界を知り、劇場を出た後にちょいと呑みたくなる、そして、恋がしたくなる、そんな作品を目指したいと思います。