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永野芽郁、『僕たちがやりました』蓮子役に込めた思い 「芯の強さを忘れずに演じたかった」

2017年09月12日 12:42  リアルサウンド

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 関西テレビ・フジテレビ系にて毎週火曜21時より放送中のドラマ『僕たちがやりました』より、先日クランクアップを迎えた永野芽郁のコメントが公開された。


参考:『僕たちがやりました』の“視聴熱”なぜ高い? ”視聴率”では語れないドラマの魅力


 同ドラマは、講談社『ヤングマガジン』に連載されていた同名コミックを窪田正孝主演でドラマ化した“青春逃亡サスペンス”。不良への復讐計画から発展した爆発事件がきっかけで、高校生のトビオたちが、初めて生きることに必死になり、右往左往しながら成長していく様を描く。先週放送された第8話は、トビオ(窪田正孝)と友情を築いていた市橋(新田真剣佑)の思いもよらぬ死で締めくくられた。トビオと付き合っている蓮子(永野芽郁)は、市橋の死に錯乱するトビオを見て、トビオがただならぬ秘密を隠していると確信する。


 今夜放送される第9話について、蓮子役の永野は、「トビオと蓮子の関係の深さが出ている回。お互いのことを考えるからこそ、言い出せないこともある。なので、やっぱり蓮子ってトビオのことを本気で好きなんだな。本心をあまり語らないトビオを優しく受け止める姿に、蓮子って本当に強いなと思いました」とコメント。


 そんな蓮子をどう演じたのかについては、「根本的には、芯の強さを忘れずに演じたかった。原作には寄せたいとは思いましたが、原作に寄せただけではリアルな蓮子にはならないなと思ったのと、窪田さん演じるトビオの反応をリアルに返せる蓮子でいたいなと思って演じた」と役に対してしっかり向き合ったことを明かした。また、撮影を振り返って一番楽しかったシーンを聞くと、「全部楽しかった。でも一番は第9話の水族館デートですね。トビオとデートをする最初で最後感が強かった。楽しかったけれど、トビオの背中を見て“離れてどっか行っちゃうのかな”と感じたところは切なかった」と答えた。


 さらに、作品を通して感じたことについて「私自身は何かに向き合うことに抵抗はない方ですが、改めて向き合うことには責任が伴い、恐くて勇気がいることだなと思いました」と話した。


 そんな第9話では、三浦翔平演じる刑事の飯室からの執拗なまでの追及に精神的に追い込まれていくトビオは、伊佐美、マル、パイセンと再会し、パイセンの全財産をつぎ込んだ“最高の自首”をする決意を固める。もみ消し工作により逮捕は免れるものの、“真実を偽った罪は消えない“と気が付いた4人が起こす“最高の自首”、そして蓮子との関係にトビオが下す結論が描かれる。(リアルサウンド編集部)