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松本潤主演映画『ナラタージュ』釜山国際映画祭への正式招待決定 有村架純「とてもとても光栄」

2017年09月11日 18:13  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐の松本潤主演映画『ナラタージュ』が、10月12日から21日(現地時間)にかけて韓国で開催される、第22回釜山国際映画祭のGala Presentation(ガラ・プレゼンテーション)部門に正式招待されることが決定した。


参考:嵐メンバー主演映画に変化の兆し? 『忍びの国』『ナラタージュ』大人客を魅了する良作続く


 本作は、2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝いた島本理生の同名小説を、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲監督が映画化したラブストーリー。高校教師と生徒として出会った2人が、時が経ち再会した後、決して許されはしないが一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる模様を描く。主人公・葉山貴司役を松本、葉山を全身全霊で愛する工藤泉役を有村架純が演じるほか、坂口健太郎、瀬戸康史、市川実日子らが脇を固める。


 12日に行われるレッドカーペットと13日に行われる公式上映には、有村と行定監督が参加する。国際映画祭への参加が今回初めてとなる有村は、「この度、釜山映画祭に参加させていただくことになりました。海外の映画祭自体は初めてで、いつか行けたらいいなと、ずっと思っていたので、とてもとても光栄に思います。海外の方にも、映画『ナラタージュ』が、どのように届いて下さるか、不安もありながら、でも、少しでも何か残って下さることを期待して。当日を、楽しみにしております」と喜びのコメント。


 今回で釜山国際映画祭に11回目の参加となる行定監督は、「私の映画にとって釜山国際映画祭は世界への扉を開いてくれる場所です。そこで『ナラタージュ』を上映できることを嬉しく思います。かつて『GO』『春の雪』『クローズド・ノート』という恋愛映画を熱狂的に受け入れてくれた釜山の観客が、私の恋愛映画の集大成である『ナラタージュ』をどんな風に観てくれるかが今から楽しみです」と参加への意気込みを語っている。


 今回で22回目を迎える釜山映画祭は、世界各国から集まった映画作品が多数上映されるほか、マーケットも開催されるアジア最大級の国際映画祭。本作の正式招待となる「Gala Presentation(ガラ・プレゼンテーション)部門」は、今年話題の新進気鋭監督の新作を上映する部門で、2016年には李相日監督の『怒り』、新海誠監督の『君の名は。』、黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』が上映された。(リアルサウンド編集部)