シューマッハー一家から、また新たなF1ドライバー候補が登場する。元F1ドライバー、ラルフ・シューマッハーの息子でミハエルの甥、ダービッド・シューマッハーは、F1レースのキャリアを将来の目標に定めているという。
ミハエルの息子である18歳のミックは、今年、ヨーロピアンF3に参戦している。16歳のダービッドは、来年カートからドイツF4に昇格する予定だ。ダービッドはすでにその先の道も見すえている。
「絶対にF1に出場したい」と父ラルフが運営するチームからF4に参戦する予定のデイビッドは語った。
「いとこのミックと一緒にF1に出場したいんだ」
伯父のミハエルは7度F1で王座に就いた輝かしいキャリアを持ち、父ラルフは1997年から2007年までF1で活動、優勝6回、ポールポジション6回を獲得している。ダービッドは“シューマッハー”という有名な名前を負担に感じてもいると認めた。
「期待はどうしても高くなる」とダービッド。「特にいとこのミックがすでに好成績を残しているしね」
「だから、最初の数年は母親の名前ブリンクマンで出場した。メディアから受けるプレッシャーを弱めるためだった」
自分のヒーローについて、ダービッドは以下のように語った。
「間違いなく僕にはヒーローがふたりいる」
「僕の父と、そしてもちろん伯父のミハエルだ。彼はこれまでで最も成功したドライバーだ。父ももちろん良いドライバーだったよ」