トップへ

菅田将暉&ヤン・イクチュン、お互いの印象語る『あゝ、荒野』特別映像 釜山国際映画祭出品も

2017年09月11日 13:22  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 10月7日に前篇、10月21日に後篇が2部作連続公開される『あゝ、荒野』より、プロモーション特別映像が公開された。


動画はこちら


 本作は、寺山修司の同名小説を『二重生活』の岸善幸監督が菅田将暉とヤン・イクチュンをW主演に迎え映画化した青春映画。2020年の東京オリンピック後を舞台に、兄のように慕う劉輝を半身不随にした相手への復讐を誓う新次と、吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと建二ら、都会の片隅を生きる人々の姿を描き出す。


 公開されたプロモーション特別映像は、『あゝ、荒野』の魅力を3分30秒に凝縮したもの。菅田らがトレーニングに励むメイキングシーンや、菅田、ヤン、ユースケ・サンタマリアのインタビューなどが収録されている。


 菅田はヤンの印象について、「ヤン・イクチュンって、やっぱりあぶねぇな、と思いました。もちろんいい意味で!」と語り、一方のヤンは菅田について「本能的に演技をするのが上手。身体はスリムだけど、中にエネルギーがある」とコメントしている。 


 また、本作が10月12日から21日にかけて韓国・釜山で開催される、第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門へ出品されることが決定した。なお、アジアの若手監督の才能を見つけ出し、アジア映画の成長をサポートすることに生涯を捧げていた釜山国際映画祭の創設メンバーであり、惜しくも今年急逝したキム・ジソク氏の名を冠せた、今年から新設された「キム・ジソク特別賞」にもノミネートされている。


 『あゝ、荒野』の公式上映は10月14日で、菅田、ヤン、岸善監督が参加予定。3人からはコメントも寄せられている。


【出品決定に寄せられたコメント】
■菅田将暉
岸監督、スタッフ、キャスト全員が命を削り、本気で挑んだこの作品が日本をはじめ、世界中の方々にもご覧頂けるという素晴らしい機会をいただき本当に嬉しく思っています。この熱量が多くの人に伝わるのではないかと今から楽しみです。


■ヤン・イクチュン
この作品が、釜山国際映画祭に参加できるようになったこと、誠に嬉しく、そして誇らしく思います。 私たちの映画、『あゝ荒野』は、日本だけでなく、全世界の観客にも十分共感できるものだと確信しています。


■岸善幸監督
この作品を携え、菅田将暉さんとヤン・イクチュンさんとともに、釜山映画祭に参加できることを嬉しく思います。5時間を超えるこの物語が、世界の観客の皆さんにどのように受けとめてもらえるのか、今からとても楽しみです。


(リアルサウンド編集部)