2017年09月11日 12:12 リアルサウンド
山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師』より、本田翼とアニメ版声優・朴璐美、釘宮理恵の鼎談が行われ、一部コメントと写真が公開された。
参考:幼きエルリック兄弟が“人体錬成”を試みるシーンも 『鋼の錬金術師』始まり描く予告映像
本作は、シリーズ全世界累計7,000万部超を記録する荒川弘による同名コミックを、『ピンポン』の曽利文彦監督が実写化したファンタジー・アクション映画。幼き日に最愛の母親を亡くしたエルリック兄弟の波乱に満ちた冒険と成長を描く。
本作でウィンリィ役を務める本田は、兼ねてからのハガレンファン。本田は好きなシーンとして、7月12日に行われたハガレンファンイベントで朴が挙げていたセリフ「一は全、全は一」だと明かし、「あれを初めて漫画で読んだとき、まだ子供だったからよくわからなかったんです。でも大人になって、今回この実写映画をやる前に、原作を読み返したら、やっとその言葉の意味に気づけたというか。『ハガレン』って子供はもちろん、大人になってからまた楽しめる作品なんだなって、改めて思いましたね。兄弟愛も素敵だし、敵キャラクターも含めみんな魅力的なところも大好きなところです」と、時を経ることによって気づくことや、個性豊かなキャラクターが魅力の一つだと語っている。
アニメ版『鋼の錬金術師』でエドの声優を務めた朴は、「実写化と聞いた時にすごくうれしかったんです。『実写化するんだ、どの監督さんがどういうふうに作るんだろう』って思ってたら、曽利文彦監督だって聞いて、驚いて。曽利さんとは昔お仕事を一緒にさせて頂いたことがあるんです。でもこれを実写化するのってすごく大変だろうなとも思ったんだけど、トレイラー第1弾を見せていただいたとき、『めっちゃくちゃいいじゃん! もうこのまま行っちゃいなよこの世界観で!』って思いました」とコメントを寄せた。
一方、アニメ版『鋼の錬金術師』エドの弟であるアルの声を担当した釘宮は、「私も実写化と聞いてどうなるんだろうと思っていたんですけど、映像を見たら本当にリアルで。撮影が大変だっただろうなって思ったし、愛情や労力のかけ方がひしひしと伝わってくる映像になっていたので、ありがたいなぁと思いました。懐かしい気にもなりますし、汽車のシーンから始まって、緑がバーっと広がっていくシーンはそのままでしたよね」と、本作に太鼓判を押している。
なお、コメントの全文は、公式サイトにて本日18:00より掲載される予定だ。
(リアルサウンド編集部)