ビヨンセ・Jay-Z夫妻、豪邸購入に住宅ローンを組んでいた　毎月返済額は2,700万円とも

ロサンゼルスの超高級住宅地であるベルエアで今年6月下旬、Jay-Zとビヨンセが大豪邸を買ったらしいとひと騒ぎになった。不動産業者がその物件について掲げていた売値は1億2,000万ドル（約130億円）。人々からはため息が漏れたが、夫妻はその後かなりの値引きに成功したうえ、実は住宅ローンまで組んでいたという驚きの情報が飛び込んできた。

『Los Angeles Times』をはじめ複数のメディアが報じたところによれば、数々の物件を見た結果にJay-Z＆ビヨンセ夫妻が購入したのは、ベルエア・ロードからクエスタ・ウェイに曲がった行き止まりにある白い大豪邸であった。1.86エーカー（約7,500平米）の敷地に建つ床面積2,800平米のその建物には8ベッドルームにバスルームが11。4つのプールにスパ＆フィットネスセンター、バスケットボールコート、レコーディングスタジオ、テニスコート、メディアルームなどが揃っている。ダウンタウンからセンチュリーシティーへの壮大な景色を見下ろせることも自慢だそうだ。

ビヨンセとJay-Z合わせて10億ドルを超える資産を誇ると言われ、2人はまさにショービズ界No.1のパワーカップルである。だがここにきて明らかになったのは、その豪邸を彼らは8,800万ドル（約94.9億円）まで値切ることに成功し、さらにその半分以上となる5,280万ドル（約57億円）の住宅ローンを組んだということ。メディアによっては「金利4％の30年ローンで計算した場合、毎月約25万2,000ドル、日本円にして約2,700万円を返済することになる」とも報じている。

だがそれよりも気になるのは、彼らの新しい豪邸と“お隣さん（画像・左上にあるブルーの屋根の家）”が数本の樹木を隔てただけであること。LAの不動産業者『Zillow』の情報によれば、その隣家は大々的な改築によって近代的なタイプの建物に生まれ変わるといい、完成予想図とともに6月下旬に売り情報が出されると同時に買い手もついたようだ。ただしウェブサイトで紹介された写真を見る限り、敢えて覗きこむことはしないにせよ、たった十秒間ドローンを飛ばすだけでJay-Z＆ビヨンセ宅が丸見えという距離である。

“Cuesta Way”（クエスタ・ウェイ）という住所も、かなり値切って半分以上は住宅ローンを組んだこともすっぱ抜かれ、お隣さんとの間のプライバシーも今ひとつ不安が残る。またサンセット・ブルバードからベルエアのベラージオ・ロードに入るところに美しいゲートがあるのは有名だが、監視という意味ではまるで機能しておらず、そこからどこまでも走っていけるのが現状だ。プライバシーを最も重要視する夫妻がこのような状況に甘んじるはずはなく、すでにこの豪邸の転売に動いている可能性も否定できない。

画像は『Los Angeles Times　2017年8月21日付「Jay-Z and Beyoncé land a ＄52.8-million mortgage for Bel-Air mansion」（Splash News）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）