10日、オートポリスで行われた全日本ロードレース選手権第7戦、JSB1000クラスの決勝を終え、表彰台に登ったライダーたちがレースを振り返った。
■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)/優勝
「優勝できてうれしい気持ちでいっぱいです。オートポリスはちぎるレースがなかなかできないコースなので、しっかり高橋君の後ろでマージンを見てたんですけど、後ろに野左根君がいて、抑えるのも大変でした」
「その間に自分のタイヤも使ってしまっていて、タイヤを温存するという感じでもありませんでした。高橋君もアベレージもコンスタントでしたし、なかなか抜きどころも少なかったのですが、しっかり集中してラスト4周で前に出て、前に出てからは非常に不安な気持ちと格闘しながら走りました。最後の4周はすごく長かったですね」
■高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)/2位
「スタートが決まって、最初から前に行って、自分でペース作って、自分のイメージどおりにできたんですが、後ろを抑えるしかないという感じでした。真後ろにいるのは分かっていたんですが、自分もいっぱいいっぱいで今日は何もできず、悔しいレースでした」
■津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)/3位
「序盤のトップ3台のペースがすごく速くて、なんとかついていこうとしました。ときにはその差が縮まるところもあったんですが、全体的に前の3台は速くて、トップ争いが競り合っているときはペースが落ちて近づくんですが、それ以外のときは少しずつ離されてしまって、悔しいレースでした」