鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア サンマリノGP予選で鳥羽が13番グリッドを獲得
アティラプワパは10列目から決勝に臨む
2017年9月9日(土)
Rd.13 サンマリノGP
ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
コンディション: ドライ
気温: 25℃ 路面: 34℃
土曜日午後12時35分(日本時間午後7時35分)から40分間にわたって争われたサンマリノGP予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は1分42秒771の13番手タイムを記録。明日の決勝に向けて5列目13番グリッドを獲得しました。チームメートのナカリン・アティラプワパは、1分43秒942で予選28番手タイム。決勝レースは10列目28番グリッドからのスタートになります。
午前のFP3では路面にラバーが乗って昨日よりも走りやすい状況になり、鳥羽とアティラプワパはどん欲に周回を重ねて昨日のタイムをそれぞれ更新しました。このセッションでアティラプワパは13番手タイム。鳥羽も着実に前進して20番手につけました。
午後の予選でも鳥羽は着々とセットアップを仕上げ、終盤5分のタイムアタックで、ポールポジションから0.624秒差のタイムを記録しました。アティラプワパは体調を順調に回復させ、決勝レースに向けた準備をしっかりと進めています。
日曜日は、午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。23周で争う決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
鳥羽海渡(13番手 / 1'42.771 / +0.624)
「予選最後のタイムアタックは完ぺきだったわけではありませんが、うまくまとめることができました。今のいいフィーリングを決勝でもコンスタントに保って走ることが重要なので、明日は集中力を切らさないようにがんばります。ブレーキング勝負の自信もあるので、前戦のシルバーストーンでレースをできなかった分も全力でがんばります」
ナカリン・アティラプワパ(28番手 / 1'43.942 / +1.795)
「予選最後のタイムアタックでは、思いどおりにラップタイムを詰めることができませんでした。マシンは良かったのですが、プランがうまく行きませんでした。低いグリッドからのスタートはとても悔しく残念ですが、明日の決勝では前向きな気持ちでがんばります」
岡田忠之 チーム監督
「海渡は、いいグリッド位置から決勝レースに臨むことになりました。レース序盤のペースアップがまだ得意ではないので、その点にも気をつけながらがんばってトップグループに食らいつく走りを見せてほしいです。ナカリンは予選の最後にいいポジションで走ることができず、タイムを上手に更新することができませんでした。しかし、これも今後に向けていい経験になったと思います。明日の天気予報は微妙なようですが、雨になればきっとナカリンが活躍してくれるでしょう」