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ジョージ王子が通う学校の給食は「五つ星レストランのよう」

2017年09月10日 15:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョージ王子の学校生活とは?(画像は『Kensington Palace 2017年7月22日付Instagram「The Duke and Duchess are delighted to share a new official portrait of Prince George to mark His Royal Highness's fourth birthday tomorrow」』のスクリーンショット)
父ウィリアム王子の公務などの都合で、母キャサリン妃&妹シャーロット王女も含め4人でケンジントン宮殿に拠点を移した長男ジョージ王子。それを機にトーマス・バタシー校(Thomas’s Battersea)に入学したジョージ王子は父に付き添われ初登校を無事に終えたが、これから徐々に学校や友達に馴染むことだろう。そこで今日はジョージ王子が学校で食べるいわゆる“給食”、それに彼が学校で使う名前についてお伝えしたい。

1年に学校に支払う費用が2万3000ドル(約250万円)も必要だというトーマス・バタシー校に、このほどジョージ王子が通学を開始した。さすがにお高い学校だけに、生徒達が日々食事をする食堂のメニューもかなり充実しており、米『PEOPLE』は「学校給食というよりむしろ五つ星レストランの食事のよう」と報道。「ガーリックとハーブを用いて調理する仔羊料理、さらには新鮮なうちに調理したサケの切り身にサルサベルデ(ソース)を添えたメニューもある」と紹介している。またメニューも3週間おきに変わるため飽きが来ず、しかも栄養バランスは抜群に良いとのこと。そして夏季には軽めのランチを、気温がぐっと下がる冬季にはボリュームのあるランチを用意するなど、かなりの工夫を凝らしているそうだ。

たとえば春季には、以下のような材料を調理しランチを提供するという。
■肉、魚、もしくはベジタリアン用の新鮮野菜
■アレルギーのある生徒用に、グルテン・卵・乳製品を使用していない材料
これらを用いて作るメニューを栄養士が考案。出来上がったものを食堂に並べるといい、季節の野菜がタップリのサラダバーも利用できるという。

また始業とランチタイムの中間頃には軽食も用意されるとのこと。内容は新鮮な果物かレーズンパンで、それに有機牛乳か水が添えられるのだとか。この食堂では作り立ての日替わりスープやパンもランチタイム用に用意されているというから、生徒達も満足しているに違いない。

ちなみに生徒達に人気が高いのは、ターキーとハムのパイに蒸したブロッコリーとカリフラワーを添えたもの、ホウレンソウなどを用いたベジタリアンカレー、スモークしたサバをピュイレンズ豆に乗せたものなどだそう。またデザートには果物とヨーグルト、またはエッグタルトやトロピカルフルーツで作ったスムージー、ベイクドオートミール、さらにはレーズン入りのクッキーやバナナのミルクシェイクなどがあるというから、王室育ちのジョージ王子も文句はないだろう。

美味しい料理で力をつけ、勉強にも遊びにも頑張って取り組むであろうジョージ王子。そんな彼は、同じ学校の生徒達に「ジョージ」と呼ばれることになるようだ。またフルネームとしては「ジョージ・ケンブリッジ」と名乗るもようで、その名は王子が学校に持って行ったバッグにもしっかり記入されている。なお理由は父が「ケンブリッジ公ウィリアム王子」と呼ばれているからで、ウィリアム王子もかつてはチャールズ皇太子(ウェールズ公チャールズ)の名をとって「ウィリアム・ウェールズ」として学校生活を過ごしたという。

宮殿では「王子」として大事に扱われているジョージ王子も、学校では「ひとりの生徒」として普通の扱いを受ける。「なるべく一般の子どもと同じ暮らしをさせたい」と望むウィリアム王子&キャサリン妃も、学校の方針には満足しているはずだ。

画像は『Kensington Palace 2017年7月22日付Instagram「The Duke and Duchess are delighted to share a new official portrait of Prince George to mark His Royal Highness's fourth birthday tomorrow」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)