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ぼっち女子に朗報!女友達づくり専用アプリが登場 「合コンNG」「終電前に帰りたい」等の条件で友人を見つけよう

2017年09月10日 09:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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行ってみたい場所はあるものの、ひとりで行くのは気が引ける。誰かと一緒に行きたくても誘える友人がいない――そんな女性にうってつけのアプリ「tipsys」がある。女友だちを作るためのアプリで、今年2017年3月にios版がリリースされたのに続き、9月7日からはアンドロイド版での配信が始まった。

9月5日時点でのダウンロード数は、iTunesのAppユニット数換算で東京が約1200件、関西が1100件ほど。ツイッターや口コミだけで広がった結果の数値だという。

同性相手でも性的なパートナー探しは規約違反でアカウント削除

恋愛対象の異性とのマッチングを目的にするアプリは数あれど、同性の友人作りに特化したものは珍しい。公式サイトには「tipsysは女友だちをつくるためのアプリです。同性相手であっても性的なパートナー探しは規約違反でアカウント削除対象となりますのでご注意下さい」との注意書きもあるほど、友達作りに特化したアプリであることを前面に打ち出している。

登録は20歳からでき、年齢の上限は無い。「誘って欲しい曜日」を指定できるほか、「合コンNG」「終電前に帰りたい」「5000円以内でも美味しい食事」などのタグで共通の好みや条件に合う相手を絞ることが可能だ。

行きたいエリアを指定することもできる。住処の近くを登録するもよし、行ってみたいお店のある地域でもよし、ライフスタイルに合わせて友人を探せるのも利点の1つだろう。

現在のサービス対象地域は、東京近郊と関西に限られている。広報担当者によると、関西版は「東京版がうらやましい」という声に応じてのリリースだったそうで、今後は「初期ユーザが十分な数集まる見込みがあれば」対応地域の拡大も検討するとのことだった。

ツイッターユーザーの呟きがきっかけ 制作・広報等は有志によるもの

同サービスを提供する一般社団法人リレーション研究所によると、サービスのきっかけになったのは2016年2月に同団体代表が見つけた、

「帰りコリドーにでも行きたいし未経験のナンパバーも行ってみたいんだけど行ってくれる相手がいない」

というツイッターの呟きだったそうだ。この呟きが数々の女性から共感を呼んでいるのを目の当たりにし、代表がツイッター上で開発の構想を話すと、興味を持ったデザイナーなどが集結。開発・ロゴデザイン・マーケティングなど、すべてツイッターで繋がった有志によって行われているという。

進学や就職・転職等で当該地域に移り住み、知り合いが出来ない人、元々同地域に住みつつも女友だちが少なく、どうしたらいいか分からないまま時間が過ぎた人にとっては、画期的なツールになるかも知れない。