ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催されているMotoGP第13戦サンマリノGP、Moto2クラスのフリー走行1回目(FP1)でアレックス・マルケスがハイサイド転倒を喫し骨折。そのためサンマリノGPを欠場することになった。
マルク・マルケスの弟として知られているアレックス・マルケスは、第12戦を終えた時点で5度の表彰台を獲得しランキング3位につけているライダーだ。第13戦サンマリノGPのMoto2クラスのFP1では残り3分の所で1分38秒205のトップタイムをマークし快走を見せていた。
その後、残り1分を切ったところで左の8コーナーでクリッピングポイントにつこうとした時にリヤタイヤがスライドしてハイサイド転倒を喫し、路面に激しく叩きつけられた。マルケスは転倒後立ち上がることができずに担架でメディカルセンターに運ばれMRIスキャンなどの検査を受けた。
検査の結果、股関節に繋がる骨盤の部位、左寛骨臼が骨折していることが確認された。今回の骨折で手術や合併症の心配はないようだが、サンマリノGPは欠場することとなった。
マルケスはバルセロナに帰国し2週間後の第14戦アラゴンGPに向け治療と休養に専念するようだ。