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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第13戦サンマリノGP 初日レポート

2017年09月09日 11:32  AUTOSPORT web

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中上貴晶/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア
中上貴晶がサンマリノGP初日を3番手発進
パウィは29番手

2017年9月8日(金)
Rd.13 サンマリノGP
ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリ
コンディション:ドライ
気温:26℃ 路面:39℃

 第13戦サンマリノGPがミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリでの初日の走行を迎えました。IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は、午後のFP2で1分38秒302を記録して、初日3番手と快調なスタートを切りました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは、1分39秒958で初日総合順位の29番手につけました。

 午前のFP1は、現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)から45分間で行われました。ミサノ・サーキットは中上が最も得意とするコースの一つで、2013年には2位、15年と16年は3位表彰台を獲得しています。前戦イギリスGPで優勝した勢いで、FP1から快調な走りをみせ、5番手タイムにつけました。一方、Moto2クラスルーキーのパウィは32番手で最初のセッションを終えました。

 午後のFP2でも中上は戦闘力の高い走りを披露し、トップタイムから0.241秒という僅差を記録しています。パウィは、当コースの特性に対する理解を着実に進め、落ち着いた走りで一日を締めくくりました。

 明日のFP3は午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタート。午後の予選は、15時05分から45分間のセッションで行われ、決勝レースのグリッド位置を決定します。

中上貴晶 (3番手 / 1'38.302 / +0.241)
「FP2では、FP1より着実にマシンのフィーリングとタイムが良くなり、いい初日になりました。特に午後は納得のいくいいセッションとなり、20周ほど引っ張ったユーズドタイヤでも1分38秒台で周回できています。日曜の決勝レースでしっかりと自分の力を出しきることができれば、おのずと最高の結果がついてくる自信があります。そのためにも、まず明日の予選ではフロントローを確保したいです」

カイルール・イダム・パウィ(29番手 / 1'39.958 / +1.897)
「今日はたくさん周回を重ねて、コースとマシンへの理解を進めました。順位はめざましいものではありませんが、ラップタイムはFP1からFP2で大幅に改善できました。明日はマシンも自分自身も、さらによくしていきたいです。とてもいいフィーリングを得ることができたら、1分38秒台に入れることも不可能ではないと思います」

岡田忠之 チーム監督
「中上は、前戦で優勝した勢いを維持できています。前向きな気持ちも、今日の成績にうまく繋がっています。前回のようないいレースをするためにも、明日はいいグリッドを確保してほしいです。パウィは午前から午後にかけ、ラップタイムを大きく更新しました。落ち着いてセッションに取り組めているので、明日も多くのことを学んでくれるでしょう」