鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア サンマリノGP初日、鳥羽は21番手
アティラプワパは28番手タイム
2017年9月8日(金)
Rd.13 サンマリノGP
ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリ
コンディション:ドライ
気温:25℃ 路面:38℃
9月8日(金)、第13戦サンマリノGPの初日の走行が、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで行われました。Moto3クラスの金曜日のセッションは、午前と午後にそれぞれ40分間のフリー走行を実施。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は、1分44秒126の自己ベストタイムで初日21番手。チームメートのナカリン・アティラプワパは、1分44秒668で28番手を記録しました。
全長4,226mのミサノはコース幅も狭くタイトなレイアウトで、流れるようなコーナリングスピードとメリハリの効いた加減速の両立が必要です。午前のFP1はすっきりと晴れ渡った空の下で始まりましたが、未明の雨の影響で路面は濡れた箇所が多く、選手たちはウエットタイヤで走り始めました。アティラプワパは積極的に走り込んで習熟を進め、MotoGPルーキーズカップで表彰台を獲得している鳥羽は慎重かつ安定感の高いセッションになりました。このセッションでアティラプワパは19番手、鳥羽は28番手タイムを記録しました。
午後のFP2はドライコンディションに恵まれ、両選手は午前からさらにコース攻略を進めました。鳥羽は17周、アティラプワパは20周を走り込んで充実したセッションになりました。
明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。
鳥羽海渡(21番手 / 1'44.126 / +1.506)
「このサーキットは、フランスGPの後にテストを行いました。そのときの経験が、今回のレースウイークで役に立っています。テストのときよりも、タイム、フィーリングともにいい内容です。今はまだ少しトップと差がありますが、手応えがいいので、明日の予選では少なくとも4列目獲得を目指したいです」
ナカリン・アティラプワパ(28番手 / 1'44.668 / +2.048)
「先週、体調を崩してしまい、今はまだ回復の途中で、マシンの上でまだ自由に体を動かすことができない状態です。それでも、今日は安定して1分44秒台を刻むことができたのでよかったです。明日は、体調もさらに回復すると思います。ラップタイムは、1分43秒台に入れることが必須課題です」
岡田忠之 チーム監督
「海渡はマシン面で特に大きな問題を抱えていないので、明日もこの調子でセッションごとに少しずつ前進を遂げられるように、引き続きがんばってほしいです。ナカリンはサーキット攻略に取り組んでいる最中です。コースへの理解が進めば、明日はさらにタイムアップできるでしょう」