中須賀克行の日本グランプリへのワイルドカード参戦が9月8日に正式発表された。
ヤマハのMotoGPマシン、YZR-M1の開発ライダーを務める中須賀は、『YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING(ヤマルーブ・ヤマハ・ファクトリー・レーシング)』より、YZR-M1の実戦を通じた開発評価を目的にワイルドカード参戦する。
中須賀のMotoGPクラス参戦は通算8回目で、2012年最終戦のバレンシアGPでは2位表彰台を獲得した経験を持つ。
参戦が決まった中須賀は「今回の日本グランプリ出場も、YZR-M1の開発評価が目的となります」と次のようにコメント。
「ハイレベルなライダーを相手に、ここまで進めてきたことを自分で確認するチャンスであり、実戦を通じて走行スタイルのトレンド、世界のトップライダーが求める性能など、次の開発に活かせるものを感じ、吸収したいと思います」
「また、M1のポテンシャルを自分の走りで証明するチャレンジの機会でもあります。強敵ばかりですが、中須賀らしいアグレッシブな走りを見せますので、ぜひサーキットで応援をお願いします。もてぎで待っています!」