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Usherのヘルペス訴訟 原告女性「彼との情事を収めたテープもある」と嘘も

2017年09月08日 14:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

Usher「故意に感染させてはいない」(画像は『Usher 2017年9月2日付Instagram「Minnesota was on last night! Thanks for the love. #mnstatefair」』のスクリーンショット)
性病の感染を自覚しながら、避妊もせずに複数の相手と性交渉に及んでいたとされる歌手Usher。その相手とされる女性達、そして男性までもが「病気を打ち明けられることなく行為に至った」と主張し、高額の賠償金を求めて騒動となった。そのうちのひとりは本名を明かした上で会見まで行い、Usherを糾弾。しかもこの女性は「彼との情事を収めたテープもある」とインタビューで語っていたのだが、女性の弁護士はその後「そのような物はありません」と女性の発言を否定した。

「Usherのショーに行き、関係者に呼ばれて向かったバックステージでUsherに会ったの。」
「その後にホテルで会い関係をもったけれど、ヘルペスに感染している事実は告げられませんでした。」

先日、ある女性が会見でそのように述べ「しかし私は感染しませんでした」「相手には性病についてきちんと伝えるべき」などと話し、あまりにも無責任だとUsherを責めた。さらにこの女性はインタビューで「Usherとの性行為を撮影し、当然彼もテープのことを知っています」とも話したのだが、この件は事実ではなかったらしく、後に女性の弁護士が存在を否定。女性の発言については、これで一気に信ぴょう性が低くなった。

ちなみにUsherには2015年に再婚した2人目の妻もおり、そちらの体調なども気がかりだ。また本名まで名乗り会見を開いた女性が嘘をついていただけに、裁判所側もかなり慎重に本件の経緯や事実関係を調査していく必要があるだろう。なおUsher側は原告らとの性的関係そのものを否定しているが、「もし性的な関係があったのだとしたら、その時点では病気に気付いていなかったということ」「よって故意に病気をうつしたとはいえない」と文書に明記している。また性交渉はリスクを伴うもので、その意味では「原告側も注意が必要だった」との考えを示したと報じられた。この騒動は、解決までまだ時間がかかりそうだ。

画像は『Usher 2017年9月2日付Instagram「Minnesota was on last night! Thanks for the love. #mnstatefair」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)