9月30~10月1日に東京・お台場で行われるFIA公認のドリフト競技世界大会『FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ』(FIA IDC)の開幕を前に、大会イメージガールを務める鈴菜さんと太田麻美さんがオートスポーツweb編集部を訪問。大会の魅力を語った。
1980年代に日本で誕生したドリフト。現在は日本ではD1グランプリ、北米ではフォーミュラ・ドリフトといった競技が行われているほか、世界各地でさまざまなイベントが行われている。
そんなドリフト競技の世界一を決める戦いが、このFIA IDC。統一レギュレーションのもと、世界15カ国から集まった26名のドライバーが世界一の座を賭けた戦いに挑む。日本からは川畑真人と齋藤太吾、藤野秀之、横井昌志が名を連ねた。
イメージガールを務めるふたりは、ふだんスーパーGTなどでレースクイーンを務めており、サーキットレースには馴染みがあると言うが、ドリフト競技は未体験。鈴菜さんが「(ドリフトを)生で見るのは初めてなので、とても楽しみです。ドリフトはドライバーの技術を争っていくイメージがありますね」と語ると、太田さんは「いままでドリフトは“競技”というより、クルマ好きの人たちが趣味の一環としてやっているようなイメージがありました」とコメントした。
「(大会でどんなものが見られるか)初めてなので、まったく想像がつきません。でも、ドリフトのレースやバトルをお台場で見ることができ、ふだんサーキットには行けないという方でも足を運べると思うので、絶対に楽しめる場所になるだろうと思います」(鈴菜さん)
「迫力があるのかなと想像しています。音とか(タイヤから出る)煙とか生でしか感じられないものがあると思うので、とても楽しみです」(太田さん)
このFIA IDCは大会期間中、インターネットを通じて全世界にライブ配信される予定となっているほか、10月には地上波のテレビ放送も予定されているとのこと。
鈴菜さんは「会場でしか味わえない臨場感があると思うので、やっぱり生で見てほしい」とした上で、「画面越しでも伝わるものがあると思います。現地にはどうしても行けないという方も、ネット中継やテレビ放送を通じてドリフトの良さを知ってほしいです」と語った。
最後に、鈴菜さんは「(FIA IDCは)お台場で開催されるので、いままで(レースやドリフトに)興味はあったけど、サーキットには行きにくいなと思っていた方でも、気軽に行ける場所だと思うので、この機会にぜひ多くの人にドリフトやレースを知ってもらって、よりファンが増えたらいいなと思います」とコメント。
太田さんも「(ドリフトは)日本が生んだ競技で、(FIA IDCは)その世界大会の記念すべき1回目になります。ぜひ日本中の方に見てほしいと思いますね」と大会の魅力をアピールした。
FIA IDCの観戦チケットは、現在ローソンチケットなどで絶賛発売中。詳細はオフィシャルホームページをチェックしてほしい。
日本で生まれ、その後世界に羽ばたいていったドリフト競技の頂点を決めるFIA IDC。王座を争う戦いはドリフト好き、クルマ好きでなくとも魅了されることは間違いない。9月30~10月1日は、ぜひお台場に足を運ぼう。