MotoGP第13戦サンマリノGPの開幕前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング16位)
前戦イギリスGPで今季3度目のノーポイントレースを喫してしまったアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。シーズン終盤に差し掛かっても苦戦が続いているが、ホームレースとなるミサノで調子を取り戻したいところ。
ミサノでは、昨年はケガのため欠場となったが、MotoGPクラスでは2014年に5位、2015年に7位に入賞。Moto2時代の2011年、2012年には3位表彰台を獲得した経験を持つ。
「ミサノは僕にとってホームレースなので、今年はいい結果になることを願っている。ここまでの結果は僕の期待どおりではない。状況をよりよく理解し、可能な限り短時間で対応できるようにしたい」
「シルバーストンのレースは苦戦した。プラクティスでは重要な改善ができ、GSX-RRのフィーリングもよかったが、レースではあまりフィーリングがよくなかった。シルバーストンでの改善をレースの結果で示す必要がある。よりよい理解でミサノに臨み、競争力を見出して、いいリザルトを残したい」
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング21位)
前戦イギリスGPでMotoGPクラス自己ベストタイとなる9位入賞を果たしたアレックス・リンス(スズキ)、ランキング21位をキープしている。ミサノは、Moto3クラス時代の2013年、2014年に連勝、Moto2クラス時代の昨年も2位に入賞したことのある、リンスが得意とするコースだ。
「シルバーストンはポジティブな週末だった。フリー走行1回目からいいペースで、Q2への直接進出まであと一歩だったし、レース中のペースもよかった。このことからミサノのレースには自信を持って臨むことができる」
「ミサノは好きなコースだし、最初のセッションからシルバーストンと同じようにいいペースで、ステップバイステップで改善していきたい。多くのことを学んでいるし、GSX-RRへの理解も進んでいる。MotoGPクラスでは重要な課題となる戦略についても深く理解することができると確信している」