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上田竜也主演のテレ東『新宿セブン』に中村倫也、大野いと、田中哲司ら

2017年09月07日 12:21  CINRA.NET

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大野健太役の中村倫也 ©観月昴・奥道則/日本文芸社 ©2017「新宿セブン」製作委員会
10月13日からテレビ東京系で放送される連続ドラマ『新宿セブン』の追加キャストが発表された。

『漫画ゴラクスペシャル』で連載中の同名漫画をもとにした同作は、新宿・歌舞伎町を舞台に、時計やバッグ、拳銃、薬、臓器など様々な物が持ち込まれる質屋の店主・七瀬が、持ち込まれる品物から依頼人の悩みを解決していく様を描く作品。七瀬役に連続ドラマ初主演となる上田竜也(KAT-TUN)がキャスティングされており、上田はソロとして初めて主題歌も担当する。

今回出演が発表されたのは、ある出来事をきっかけに七瀬の下で鑑定士見習いとして働く大野健太役の中村倫也、七瀬と健太の前に現れる記憶喪失の女性・水月華役の大野いと、七瀬らが通うコリアンバー「エルドラド」のママ・宝生エリカ役の野波麻帆、「エルドラド」の従業員・楓役の工藤綾乃、歌舞伎町を仕切るマフィアのボス・王役の嶋田久作、新宿西署の刑事・近藤昭人役の田中哲司、七瀬らが常連として通う餃子屋店主・シノブ役の夏木マリ。

上田竜也演じる七瀬とバディのような関係となる健太役の中村倫也は、「健太は健太でいろんな出会いがあって成長していく話だと思うので、もちろん、上田さん演じる七瀬が主人公ですけど、横の二本軸になれたらいいなと。そういう意味で、混ざりすぎず離れすぎずというか、楽しいやりとりだな、と横にいて思います」とコメント。

テレビ東京の連続ドラマに初出演する大野いとは、「台本を読んだ時に、歌舞伎町の異国感の様な世界観が伝わってきて、そこにちゃんといれるように大切に演じたいなと思います」「記憶喪失の役は初めてなので、記憶喪失になった方の本などを読んで演技の参考にしています」と意気込みを語っている。

■中村倫也のコメント
・意気込みについて
雑多な色んなクセモノがいっぱい出てくる歌舞伎町という街が舞台で、みんなひと癖もふた癖もあって、その中でわりと視聴者の窓口になるというか、普通の人という役割なんですけど、それだけだと面白くないなと思って。健太も健太なりのひと癖ふた癖、みんな生きていればあると思うので、それを探しながら、面白おかしくできたらいいなと思ってます。

・七瀬とバディを組む健太の役どころについて
凸凹コンビというか、物語の真ん中にいる人の2タイプだと思うんですよね。物語の中のヒーロー像と、いろんな出来事から成長していく人。物語の両方の役割を担っているので、七瀬がヒーローで、秘められた過去があったりして。健太は健太でいろんな出会いがあって成長していく話だと思うので、もちろん、上田さん演じる七瀬が主人公ですけど、横の二本軸になれたらいいなと。そういう意味で、混ざりすぎず離れすぎずというか、楽しいやりとりだな、と横にいて思います。

・藤井道人監督について
同い年なんですよ。同い年であんなに売れていてむかつくんですけど(笑)。
田辺(テレビ東京ドラマ制作部)プロデューサーも86年生まれで、メークさんも同い年で、現場に今回、同世代が多いんです。先輩方がいっぱいいるんで、そろそろ世代交代させていただいて、という想いがこの世代はあるので(笑)。売れている藤井監督を筆頭に、旗を掲げていただいて、僕たちはぞろぞろついて行くと。世代交代の旗手として僕たちはただ藤井さんの後について行くという。ドラクエ方式でついて行きます(笑)。

・視聴者へのメッセージ
こういう風に世界観がガッチリつくられている作品て、なかなか珍しいと思うし、なおかつテレビでこういうことをやれるというのは、昨今少なくなってきているので、攻めているテレ東の「ドラマ24」という枠でやれるというのは、刺激的なプロジェクトなんじゃないかなと思っています。こういうある種の遊園地を楽しんでもらえたらなと思います。

■大野いとのコメント
・意気込みについて
「新宿セブン」に出演が決まり本当に嬉しかったです。
華という役を全力で演じたいと思いました。
台本を読んだ時に、歌舞伎町の異国感の様な世界観が伝わってきて、そこにちゃんといれるように大切に演じたいなと思います。

・役柄について
監督からは、繊細な表現の役作りをと言われています。
記憶喪失の役なので、キャストの皆さんのお芝居を感じ取りながらお芝居できたらと思っています。
記憶喪失の役は初めてなので、記憶喪失になった方の本などを読んで演技の参考にしています。

・現場の雰囲気について
初めてご一緒する方がほとんどなので、私はまだ緊張していますが、皆さん優しくして下さるので毎日楽しく撮影しています。人見知りせずに、早く現場に溶け込んでいけたらと思っています。

・視聴者へのメッセージ
このドラマでは、想い出を「記憶」という言い方をしていますが、私の役は「記憶」が鍵になってきます。
記憶が今の自分を支えているものだったりするので、このドラマを通じて、記憶の大切さ、想い出の大切さとかを改めて知ってもらえたらと思います。歌舞伎町の質屋を舞台に、物を通じて真実とは何なのかを追い求めていくので毎回、質屋に持ち込まれる品々にまつわるエピソードを楽しんでいただければと思います。

■野波麻帆のコメント
・意気込みについて
台本を読んで、自分でもめちゃくちゃ楽しみにしているので、これは絶対面白いものになるだろうと思って、みんなの力を借りつつ、自分も何かサポートできるように頑張って、撮影は2ヶ月ほどですけど、頑張ろうと思っています。

・『モテキ』以来のドラマ24枠への出演について
実は、私「モテキ」がだいぶ人生の中でもターニングポイントとなったところがあって。それまでお仕事をしてきて、役名で呼ばれることや、私の名前を外で呼ばれることがあまりなかったのですが、そこから声をかけられることが増えまして。それだけすごく愛されたドラマで、そこに出演できたことは私の中でもすごく大きくて…ですので、また“ドラマ24”に出られるってなったら、すごく楽しみで、でも、逆に少しプレッシャーもあり、あの役を超えられるくらいの気持ちで、ちゃんとキャラクターをつくってやっていけたらなと思っています。

・役柄について
七瀬のすごくよき理解者であることが、まず第一のポイントで、心のつながりをうまく見せられたらいいなと。そして、歌舞伎町の多国籍のバーのママという設定なので、今のところはかなりアップテンポなお芝居なんですけど、それがいずれ、“カラ元気”だけじゃなくて、人間味あふれる、そうではないお芝居もちゃんとしていけたらいいなと思っています。
今はとにかく楽しくやっております!
現場で監督やみんなと一緒に役を作っていく感じで。衣装を着て、バーの現場に入ると勝手に“ママ感”が自分の中で出てくるので、不思議です。面白いです。キャバクラ嬢役はこれまでもあるんですけど、ママ役は初めてなので、今回は楽しみです。“ママ感”でるかな~って!

・現場の雰囲気について
スタッフの皆さんも優秀な方ばかりで、共演者の方も。上田さんは初めて。(中村)倫也くんは、以前から知っているので、あまり変な緊張をしないでいられてますね。仕事という意味では現場で緊張するけれど、共演する皆さんとはざっくばらんとしていて、なんでも話し合っています。こないだも上田さんと初対面でお芝居したときも、「こう思うんだけど、こうかな?」って、ちゃんと言い合えることができたので、これからも話し合っていけるだろうし、信用できるなと思って、現場がまた楽しみになりました。

・視聴者へのメッセージ
とにかく台本を毎回いただいて、どんな映像になるんだろう、と、自分でも楽しみになるくらい、面白い作品です。それが必ず映像に映しだされてくると思って信じてやっていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

■田中哲司のコメント
・意気込みについて
最初に脚本を読んで、面白いのでぜひやらせていただきたいと思いました。近藤という役は、目的を達成するためにはなんだってやるというのが、最初のシーンで出てきますので、そこは好きですね。

・1話序盤の登場シーンについて
あのシーンがやりたくて!ああいうのいいじゃないですか。全然やりますよ!逆にああいうシーンがあるから、この役受けたいなと。奥深くなりますから。

・視聴者へのメッセージ
面白くなると思います!原作の漫画も面白いんですが、脚本がとても面白いんです。質屋に持ち込まれる品物を鑑定するときの骨董的な要素も入っていて、そこがいいんですよ。ああいうのが好きで。かつ、歌舞伎町のぐちゃぐちゃした混沌とした感じも入っていて、いろんな年齢層の人が楽しめるんじゃないかなと思っています。

■夏木マリのコメント
・意気込み、出演を決めた理由
コミックが面白かったです。脚本もいいですね。あと、テレ東のこの枠は興味があったものですから。GOしました!
「ドラマ24」枠面白いですよね。攻めていて。これまでの他の作品も観てますよ!

・餃子屋の店主をを演じることについて
餃子がうまく焼けるようになりたいですね。羽根つき餃子が美味しく映るように、と(笑)。

・シノブのキャラクターについて
歌舞伎町で長いこと商売しているということですから、かなり根性座っている女性ですね。

・視聴者へのメッセージ
顔合わせの本読みの時に、監督たちも「観たことないドラマにしたい」、「テンポのあるドラマにしたい」とおっしゃってました。いいテンポで進んでいくと思いますので、上田さん中心にした面白いドラマ、ぜひ観てください。